国連で東京裁判巡る展示 開廷80年で中国主催
26日、ニューヨークの国連本部で始まった東京裁判に関する展示を訪れた中国の傅聡国連大使(右端)
【ニューヨーク時事】ニューヨークの国連本部で26日、極東国際軍事裁判(東京裁判)の開廷から80年を記念する写真展が国連中国代表部の主催で開幕した。「全人類のための正義と平和」と題され、法廷の写真や南京事件に関する資料などを30日まで展示する。中国は最近、高市政権の防衛政策を「新型軍国主義」と批判するキャンペーンを展開している。
中国の傅聡国連大使は開幕式で、展示は「侵略は美化されてはならないと、世界に思い出させるものだ」と強調。「日本の右派勢力が東京裁判の正当性に疑問を呈し、侵略の歴史を隠そうとしている」と主張し、閣僚らの靖国神社参拝や武器輸出規制の緩和を批判した。
日本代表部は取材に対し、「事実に反する中国側の主張については、政府として反論してきた」と説明。具体的な内容には触れず、「引き続き国際社会に対して、わが国の立場や考えを適時適切に発信していく」とコメントした。
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