無料で「絵画」をテレビに流し続けて絵がある日常に慣れるためのアプリ「えをみる」
Google TV・Android TV・Fire TVで使うことができるアプリ「えをみる」は、テレビにパブリックドメインの絵を流しっぱなしにすることができます。使っていない間のテレビにずっと絵を表示することで、絵画という文化に慣れることを目的としています。
テレビに絵を流しっぱなしにして文化資本の格差を減らすアプリ「えをみる」を作った - 山下泰平の趣味の方法
https://cocolog-nifty.hatenablog.com/entry/2026/10/26/124431
えをみる(ewomiru)
https://ewomiru.yamashitataihei.org/
えをみるは明治・大正の文化を調べて文章を発信する山下泰平氏が作成したアプリで、山下氏によると、「買ったはいいものの使っていないテレビを活用したい」という目的と、「定期的に話題になる文化資本や教養の格差を埋めるツールがあったら面白い」というアイデアから誕生したそうです。無理に芸術を勉強したり子どもに教えたりするのではなく、常になんとなく流しておくことで、「絵画に慣れる」ことによって美術館などに足を運びやすくなることを狙っています。
えをみるはGoogle TV・Android TV・Fire TVで利用できます。えをみるを各サービスで使うには、開発者向けオプションを開いてからGoogle Playで「Downloader for TV」をダウンロードし、「コード 3392784」または「ewomiru.yamashitataihei.org/tv」を入れてインストールします。サービスごとの細かい手順はこちらのページから確認できます。
どのような見た目になるのかは、えをみるのブラウザ版で確認できます。アクセスすると以下のような感じ。
2分ごとに新しい絵が表示され、絵が変わるとタイトル・作者・発表年が12秒間表示されます。えをみるではメトロポリタン美術館・シカゴ美術館・韓国国立中央博物館など10施設が公開している絵から2556点が選出されています。「常に流し続ける」を意図しているため、残虐な場面や性的な場面を描いた絵画は食事中に流せないとして外されています。
テレビで見ている場合は決定ボタン、ブラウザの場合はクリックすることでメニューが表示されます。絵の設定はランダムに全ての絵が表示される「ぜんぶみる」、同じ場所を描いた絵をまとめて見る「シーンでみる」、古い順で並べた「時間軸でみる」の3種。また、音楽も「シーンに合わせる」「ラジオを流す」「音なしでみる」から選択できます。ラジオは外部のラジオ局14局からランダムで流れます。
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