Google親会社Alphabetの収益は前年同期比25%増加、クラウド事業の収益は2倍以上
Googleとその親会社AlphabetのCEOであるスンダー・ピチャイ氏が、2026年第3四半期におけるAlphabetの決算を発表しました。売上高は前年同期比で25%増加し、年間売上高換算では既に5000億ドル(約78兆8000億円)に到達しているとのことです。
Q3 2026 earnings call: Remarks from our CEO
https://blog.google/company-news/inside-google/message-ceo/alphabet-earnings-q3-2026/
‘YouTube advertising revenues increased 9% to $11.2 billion’: Alphabet CFO Anat Ashkenazi - Storyboard18
https://www.storyboard18.com/brand-marketing/youtube-advertising-revenues-increased-9-to-11-2-billion-alphabet-cfo-anat-ashkenazi-ws-l-113577.htm
2026年第3四半期はピチャイCEOいわく「好調」でした。特に検索事業が力強い勢いを見せていて、AIへの投資によって利用が増加し、検索クエリ増加率は過去5年間で最も高くなっているとのこと。「AIによる概要」や「AIモード」などの導入で人々の検索体験も変化しており、例えばAIモードでは人々が入力する検索クエリが従来の検索と比べて平均3倍長くなっているそうです。世界全体ではAIモードの検索の5回に1回は音声、画像、ドキュメントを使用していることも分かりました。
またAIモデルについては、自社モデルのAPIが1分あたり約320億トークンを処理しており、前四半期比で40%増加し、1年前の処理量の4倍以上となっているとのこと。Geminiアプリのユーザー数は10億人に達しており、Googleの歴史上、最も急速に成長している製品となっているそうです。
GoogleのAIモデル「Gemini 4 Argon」は、リリース初週の伸びが「Gemini 3」の3.5倍の速さを記録しました。さらにGoogleは新しく「Gemini 4 Carbon」を発表していて、ピチャイCEOは「サイバーセキュリティと長期的なタスク処理能力において最先端の性能を備えています。Carbonは、フルスタックのウェブ開発、マルチモーダル理解、複雑な知識労働、科学的推論など、ほぼすべての分野でArgonを上回っています」と紹介しています。
Googleが世界一高性能なAI「Gemini 4 Carbon」を発表、ついにOpenAIやAnthropicの最先端モデルを超える - GIGAZINE
YouTubeでも収益は好調で、YouTube MusicとYouTube Premiumの世界全体の登録者数はトライアルを含めて1億5000万人を超えたとのこと。Alphabetの最高財務責任者であるアナト・アシュケナージ氏によると、YouTubeの広告収入は前年同期比9%増の112億ドル(約1兆7700億円)に達しているそうです。なお、Google検索およびその他の広告収入は12%増の633億ドル(約9兆0800億円)でした。
長期的には、自動運転のWaymoや創薬設計のIsomorphic Labsなど、子会社の成長が見込まれるとピチャイCEOは伝えています。
なお、本四半期の広告収入は増加したものの、現在の為替レートに基づくと第4四半期の連結収益には為替変動の影響がやや大きくなるとAlphabetは予想しています。アシュケナージ氏は、「その影響は主に検索広告とYouTube広告に及ぶでしょう」と述べました。
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