[ITmedia News] HIS子会社、約14万人の個人情報流出の可能性 委託先のラクスライトクラウドに不正アクセス
著者
梅林日奈子
[ITmedia]
旅行大手エイチ・アイ・エス(HIS)の子会社で、「変なホテル」などを展開するH.I.S.ホテルホールディングスは10月22日、同社のメールマガジン配信を手掛ける外部の企業が不正アクセスを受け、ホテル会員約14万人分の個人情報が流出した可能性があると発表した。同社によると、不正アクセスを受けたのはメール配信サービス「ブラストメール」などを手掛けるラクスライトクラウド(東京都渋谷区)だという。
流出した可能性がある情報は、氏名とメールアドレス。クレジットカード情報は含まれないとしている。
同社によると、ホテル会員向けに毎月メールマガジンを配信しているラクスライトクラウドが不正アクセス被害に遭った。ラクスライトクラウドは、同社との契約情報の漏えいを確認したほか、会員の配信先リストについても流出の可能性があると報告した。
現在、ラクスライトクラウドからの報告を基に詳細を調査している。個人情報が悪用されるなどの事象が発生した場合は、適切な措置を講じるとし、個人情報保護委員会にも速やかに報告する方針だ。
ラクスライトクラウドは、クラウドサービスを手掛けるラクスの子会社。10月21日、ブラストメールへの不正アクセスを確認し、サービスを緊急停止したと発表した。ラクスによると、攻撃者はAPI用サーバ2台に侵入し、サービスのデータベースからデータを持ち出した。全契約者の情報に加え、一部契約者の配信先リストなどの漏えいも確認したという。
また、H.I.S.ホテルホールディングスは、PHP(プログラミング言語)の脆弱性への対策として、同社予約サイトのバージョンアップを完了したとも説明した。
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