レーザービーム式蚊撃ち器の予約受付が開始される
有効範囲は半径6m、水平90度の扇形。LiDARを使用して空間を毎秒5万回の頻度でスキャンし、1m/s以下で飛行する体長2~20mmの昆虫を検出すると、AIビジョンモジュールがターゲットを確認。小型かつ低速飛行の条件を同時に満たす物体のみを蚊として識別し、攻撃を開始します。ターゲットがロックオンされると、システムは0.003秒以内に低出力・高エネルギーのパルスレーザーを発射し、瞬時に蚊の羽を貫通して、毎秒30匹以上の蚊を撃ち落とすことができるとのことです。
Photon Matrix Anti-mosquito air defense - YouTube

人間やペットなどの大きな物体が近づいてくると、ミリ波レーダーが即座にそれを識別してレーザーを停止するという安全装置が備わっているのも特徴です。目に見える青色の閃光を発する青色光バージョンと、目に見えない赤外線光バージョンが存在。このほか、アプリで蚊のキル数ランキングをチェックできる機能などが提供されています。
Photon Matrixは中国における蚊対策産業の成長を背景に、考案者である王川氏の個人的な不満から生まれた製品だとのこと。小さくて素早い蚊を捉える技術の開発に3年近くを費やし、製品のテストのために開発者らは自ら蚊を飼育したそうです。
当初、クラウドファンディングサイトで648ドル(約10万3000円)という価格で発表しましたが、人気は振るわず1日の調達額は約2000ドル(約31万7000円)にとどまったとのこと。ところが、王氏が何気なく撮影してTikTokにアップロードしたPhoton Matrixの動画が一晩で7000万回以上再生され、注文が殺到しました。最終的にクラウドファンディングサイトでは世界中から3000台以上の注文を集めたそうです。
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