欧州各地でデモ、一部暴徒化 物価高や教育費に不満
【ブリュッセル、ベルリン時事】フランスで物価高や公共サービスの悪化に抗議するデモが続く中、イタリアやベルギーなど欧州各地でも先週末から19日にかけて抗議行動が相次ぎ、一部が暴徒化した。警官隊との衝突や放火、店舗の破壊などが発生し、多数が拘束された。各国でデモの背景は異なるものの、生活費の高騰や教育費の負担増、政府の緊縮策などに対する不満が広がっている。
イタリアでは17日、北部のミラノやトリノ、ボローニャなどでデモが行われた。ミラノ中心部では覆面姿の一部参加者が警官隊に投石し、店舗の窓ガラスを破壊して商品を略奪したほか、ごみ箱などに火を放った。メローニ首相はX(旧ツイッター)に「デモは権利だが、街を破壊し尽くすことは許されない」と投稿し、暴力行為を非難した。ミラノでは18日も衝突が続いた。
ベルギーの首都ブリュッセルでも17日、教育予算の削減や学費の引き上げなどに反発する若者ら数百人がデモを実施。一部が車を横転させるなどして警官隊と衝突し、警察によると、計150人が拘束された。ロイター通信は、隣国フランスのデモに一部触発された動きだと伝えた。
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