[ITmedia エグゼクティブ] 独立社外取締役の役割、CEO選解任が最重要 日本取締役協会の冨山和彦会長が講演
日本取締役協会オープンセミナーで基調講演する同協会の冨山和彦会長
経営者向けセミナー「独立社外取締役について考える」(主催・産経新聞社)が4日、東京都千代田区の大手町サンケイプラザで開かれ、日本取締役協会の冨山和彦会長が基調講演を行った。
独立社外取締役とは東証などの独立性基準を満たした社外取締役のこと。冨山会長は、日本のコーポレートガバナンス(企業統治)の改革が始まって10年以上がたち「形式でなく実質性が問われる時代になった」と解説。取締役会は経営執行陣に権限を委譲する代わりに、それを監督する「監督と執行の分離」がポイントだとし、「『監督』を突き詰めると、最高経営責任者(CEO)の選解任に行きつく」と語った。
その上で「執行側でない立場の独立社外取締役にとって、最重要の役割はCEOの選解任」だと述べ、「できないなら引き受けない方がいい」と言い切った。
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