壁の中から金貨4000枚 金塊40本超も、価値16億円か―ベルギー
ベルギー北部デンデルモンデの住宅の壁から見つかった金塊(デンデルモンデ警察のフェイスブックより・時事)
【ブリュッセル時事】ベルギー北部デンデルモンデで、住宅の改修工事をしていた作業員らが、地下室の壁の中から大量の金貨や金塊を発見した。地元メディアが伝えた。少なくとも4000枚の金貨と40本を超える金塊が見つかり、価値は900万ユーロ(約16億6000万円)相当に上るとみられる。
建設会社の作業員らが11日朝、新しい下水管敷設のため地下室の基礎部分を取り壊していた際に発見し、警察に通報した。現場責任者はテレビ局VRTに「掘れば掘るほど金貨や金塊が出てきて、ようやく事の重大さを実感した」と驚きを語った。
VRTによると、建物は1900年ごろからビール醸造業者の一家が住んでいたとされる。現在の所有者は地元の福祉団体で、建物を事務所や居住施設として使うため改修していた。発見後、金を目当てに現場を訪れる人が相次いだため、警察はフェイスブックで、金は安全な場所に移し、現場も既に徹底的に調べたとして、「宝探し」目的で訪れないよう呼び掛けた。
金が誰のものかは現時点で分かっておらず、ベルギーの法律では、本来の所有者が返還を請求できる期間は発見から5年間。正当な所有者が現れず、犯罪との関連もなければ、埋蔵物は原則として発見者と物件の所有者が折半することになるという。
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