[ITmedia PC USER] 10万円弱のスマートウォッチ「Amazfit Cheetah 2 Ultra」 トレイルを走らない人が“日常使い”して分かったこと
Zepp Healthが、同社のスマートウォッチブランド「Amazfit」(アマズフィット)から、トレイルランナー向けの「Amazfit Cheetah 2 Ultra」(アマズフィット チーターツー ウルトラ)を発売した。
Cheetah 2シリーズは、無印を置かずにPro(7万4800円)とUltraの2モデル構成だ。上位に当たるUltraは、100マイルレースや複数日にわたるトレイル/山岳縦走など、長時間かつ過酷な環境での使用を想定したモデルとのことだ。
メーカーは、シリーズについて高機能化と価格上昇が同時に進む中で検討しやすい価格帯を目指したと説明しているが、Ultraの9万9800円はAmazfitとしては高価格帯に入る。
実機を試用する機会を得たので、その内容を確認していく。ただし、筆者はトレイルランニングや登山を行わないため、地形図を使ったルートナビゲーションなど、本機の中核となる機能は評価できていない。そこでこの記事では、トレイルを走らない人がこのモデルを選ぶ意味はあるのかという観点から、日常使いでの使い勝手とバッテリー持ちを中心に見ていきたい。
Amazfitのスマートウォッチで最上位モデルとなる「Amazfit Cheetah 2 Ultra」
チタンとサファイアガラスを採用
まず外観からチェックしていこう。ボディーにはグレード5チタン合金を、ディスプレイのカバーにはサファイアガラスを採用する。MIL-STD-810Gに基づく落下/衝撃/振動/高温/低温/湿度の6項目をクリアしており、防水性能は5ATMだ。
この素材構成は下位の「Cheetah 2 Pro」と同じだが、MIL規格の認証を取得しているのはUltraだけだ。メーカーの比較表でも、Proの軍事規格認証は「無し」とされている。同じチタンとサファイアガラスの組み合わせでも、通っている試験の水準には差がつけられているわけだ。岩場での接触や転倒、寒冷地での使用まで想定するなら、この違いは効いてくるだろう。
Cheetah 2 UltraのみMIL-STD-810Gの試験をクリアしている
本体サイズは約47.4(直径)×13.3(厚さ)mmで、重量は公称値で約52g(バンド除く)、約59.5g(バンド込み)となっている。
スペック上のサイズは、直径が約48mmのCheetah 2 Proよりも小さくなっているが、実測してみると横幅は48.9mmあった。Cheetah 2 Ultraはデザイン上、若干の段差があり、47.4×13.3mmは最小寸法を取っているようだ。
実際には縦幅が約47.4mm(ラグ部を除く)、横幅が約48.9mmと考えた方がいい。Pro側は実測していないため、実寸同士で比べたわけではないが、数値から受ける印象ほど小さくはない。装着してみるとやはり大きめで、腕の細い人や、シャツの袖に収めて使いたい人は持て余すかもしれない。
一方、重量は約52gで、Proの約45.6gより6.4gほど重い。とはいえチタン採用もあって数値としては軽い部類で、装着しても大きさの割に手首が重くなる感覚はなかった。サイズは選ぶが重さは気にならないというバランスだ。
ボディーはグレード5チタン合金だ。サファイアガラスと合わせて質感は高い
操作は、タッチスクリーンと左右側面に配置された4つの物理ボタンで行う。
右側面の上部がSELボタンで、デフォルトでは運動メニューが割り当てられている。下側がBACKボタンで、標準ではアプリリストとなっている
左側面にはUPボタンとDOWNボタンを搭載する。上下スクロールが行える
バンド幅は約22mmで、シリコンに加えてナイロンも付属する。用途に応じて付け替えられる上、別途購入すると数千円はかかるものが最初から2本付いてくるため、価格に対する納得感は得やすい。
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