思わぬ劣勢、はね返したエース 2冠の上野、勝って反省―アジア大会・フェンシング
大仕事を成し遂げたエースは、ピスト上でほっと一息ついた。女子フルーレ団体の日本は、韓国との決勝で劇的な逆転勝ち。立役者となったアンカー上野は「うれしいけれど、こういう試合になってしまったのは悔しい」と苦笑した。
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思わぬ苦戦を強いられた。守備的に戦う相手を攻めあぐね、中盤でリードを許す。最終9番手に回ってきた時は、4点を追う展開だった。「相性は悪くない相手。とにかく前に出て差を詰めようと思った」。個人戦の決勝で15―4と圧倒した相手を攻め立て、7連続得点。残り1分を切ってから逆転し、個人との2冠をつかみ取った。辻は「優佳ちゃんならやってくれると思っていた」と勝負強さをたたえた。
この種目ではアジア選手権6連覇中。自信があったからこそ、想定外の接戦に浮足立ったか。上野は「焦って冷静な気持ちで戦えなかった」。東も「チームの流れが悪くなったときの、試合の作り方を考えないといけない」と反省する。イタリアと米国が立ちはだかる世界の頂点を目指すチーム。アジアでの苦戦は、今後の糧になる。
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