ダクトテープは洪水から家を守るのに土のうよりも役立つという研究結果
実験の結果、土のうはダクトテープよりも水漏れを防げないことが判明。水漏れを防いだ割合を算出したところ、ダクトテープが97~98%だったのに対し、土のうはわずか70%にとどまりました。また、水害対策専用の止水テープは99%とさらに高い割合を示しました。このほか、アルミテープは効果的であるものの貼り付けが困難、止水板は完全に防げたものの設置に制約があるといった結果も分かりました。
実験では従来の土のうに加えて「砂無し」の土のうも使われました。これは、吸水性ポリマーなどを使った新しい土のうです。こちらは98~99%水漏れを防げたそうです。
また、ドアが内開きか外開きかによっても割合は変わりました。外開きのドアは、何も対策していなくても、内開きのドアに比べて浸水量を74%削減できたとのことです。また、ドアの外側にテープを貼る方が、内側に貼るよりもはるかに優れた結果が得られたことも分かりました。
研究チームは、用意するコストと設置するコストが低いことから、ダクトテープが効果的だとしています。
筆頭著者のスチュアート・マクレランド氏は「ダクトテープ1巻きで洪水そのものを食い止めることはできません。隙間から流入する水を減らせる一時的な対策に過ぎません。自宅が洪水の危険にさらされているかどうかを把握し、洪水警報に登録し、貴重品を守る方法や車両を移動させる方法、必要に応じてライフラインを停止する方法について計画を立てた上で、非常用としてダクトテープを用意すると安心です」と述べました。
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