[ITmedia News] 「都市鉱山」でパソコンも対象に 東京都が小型電子機器内のレアアースなどの回収を強化
家庭に眠るスマートフォンなどの電子機器に内蔵されるレアアースや希少金属を確保する東京都の「希少資源緊急回収プロジェクト」で、都は新たにパソコンを対象に加えて再資源化に取り組む。
都は10月23日、キャンペーンを開始する。リサイクルを手掛ける「リネットジャパン」が事業を請け負い、パソコンなどを宅配便で無料回収する。保存データの消去も無料で行う。
また、都は6月から新宿区の都庁舎で始めたリチウムイオン電池の回収も継続する。NTTドコモ、KDDIに委託し、両社が端末を販売する店頭などで回収を実施。希望者にはデータを別媒体に移行し、保存する。
都は小型電子機器が眠る家庭や企業を「都市鉱山」と位置付け、内蔵する希少金属などを掘り起こす取り組みを進めている。2020年東京五輪・パラリンピックのメダルの原料にも、回収した貴金属を活用した。
都によると、電子機器には金、銀、銅のほか、ニッケルやリチウムなどの金属が使われている。資源に乏しい日本にとって、確保手段の多様化を後押しする取り組みだ。
都庁舎で6月26日から9月30日まで実施したリチウムイオン電池の回収キャンペーンには、延べ6653人が参加した。モバイルバッテリー、携帯電話、ワイヤレスイヤホンなど1万6103個の小型充電式家電が集まった。
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