[ITmedia PC USER] 法人向け2in1「dynabook V」で6年ぶりの新ボディー ポート類を中心に利便性を大きく改善しつつ、1kg切り構成も用意
Dynabookは10月21日、法人向けノートPCの新モデル「dynabook V83/PA」「dynabook G83R/RA」を発表した。最小構成の標準販売価格(見積もり前の価格)は、V83/PAが105万7320円、G83R/RAが85万4700円となる。
dynabook V83/PAを披露する、Dynabookの河本能規氏(国内B2B商品企画担当)
dynabook G83R/RAを披露する廣澤智大さん(国内B2B商品企画担当)
dynabook V83/PAの概要
dynabook V83/PAは、13.3型コンバーチブル式2in1「dynabook V」シリーズの法人向け最新モデルで、約6年ぶりにボディー設計を一新している。新ボディーのおかけで付属のタッチペンを充電/収納できる「ペンガレージ(ペンホルダー)」の他、有線LANポート(1000BASE-T対応)を新たに装備した他、Thunberbolt 4(USB4)端子を本体の両側面に配備するなど、使い勝手を向上したことが特徴だ。
ボディーカラーは、dynabookのプレミアムモデル向けの「ダークテックブルー」となる。
dynabook V83/PAは、dynabook Vシリーズとしては約6年ぶりにボディーをフルモデルチェンジしたことが特徴だ。プレミアムモデルの1つということで、ボディーカラーはダークテックブルーとなっている
dynabook V83/PAの実機。赤い矢印の部分が少し飛び出ているが、これはペンガレージに収めようとしているタッチペンだ
CPUは最新の「Core Ultra シリーズ3」で、「Core Ultra 5 325」を搭載するvPro(企業向けセキュリティ/管理機能)非対応構成と、「Core Ultra 5 335」を搭載するvPro対応構成の2種類を用意している。注文時のカスタマイズ(CTO)ではCPUの変更に対応しており、vPro非対応構成は「Core Ultra 7 355」に、vPro対応構成は「Core Ultra 7 365」にアップグレードできる。
メモリ(LPDDR5X-7467規格)は標準で16GBを備えており、CTOで32GBに増量することもできる。ストレージはPCI Express接続の512GB SSDで、CTOで容量を1TBに変更可能だ。
CPU/メモリ/ストレージは、いずれの構成を選択した場合もMicrosoftが定める「Copilot+ PC」に準拠する。
ディスプレイは、タッチ操作とペン入力に対応する13.3型TFT液晶(ノングレア加工)で、パネル解像度は1920×1200ピクセルとなる。
Webカメラはディスプレイ上部(イン側)に顔認証対応の約500万画素センサーを備える他、キーボード上部(アウト側)にも約800万画素センサーを搭載するデュアル構成となる。なお、インカメラはCTOによって顔認証“非対応”の約92万画素センサーにダウングレードすることも可能だが、その場合は指紋センサー(電源ボタン一体型)の搭載が必須となる(※1)。
(※1)約500万画素センサーを搭載する場合も、CTOオプションで指紋センサーを追加可能
2in1スタイルということを生かして、タブレットモード時にアウトカメラとして機能する約800万画素カメラを標準搭載している。余談だが、タッチパッドはクリックボタンが独立したデザインに変更されている
ポート類は、左側面にThunderbolt 4端子、HDMI出力端子、USB 3.2 Gen 1(USB 5Gbps) Standard-A端子、イヤフォン/マイク端子、microSDメモリカードスロットを、右側面にUSB 3.2 Gen 1(USB 5Gbps) Standard-A端子、有線LAN端子、Thunderbolt 4端子を備える。Thunderbolt 4端子は電源入力(65W)と映像出力を兼ねている。
ワイヤレス通信はWi-Fi 7(IEEE 802.11be)とBluetooth 5.4に対応しているが、CTOオプションでLTE(4G)または5G対応のワイヤレスWANモジュールを追加することもできる。どちらのモジュールもnanoSIMカードとeSIMのデュアルSIM対応で、法人からの発注であれば必要に応じてKDDI(au)回線を利用するMVNOサービス「dynabook eSIM Startin'」を付帯することも可能だ。
メーカー公称のバッテリー駆動はアイドル時で約28.5時間、動画再生時で約16時間となっている。ACアダプターは65W出力のものが付属するが、CTOオプションで従来よりもコンパクトなものに変更することもできる予定だ。
本体サイズは約299mm(幅)×212.2mm(奥行き)×18.8(高さ)mmで、最軽量構成の重量は約989gとなる。
右側面にはペンガレージと電源ボタンもある。電源ボタンはCTOオプションで指紋センサー付きに変更できるが、イン側のWebカメラを約92万画素に変更した場合は強制的に指紋センサー付きとなる
ACアダプターは65W出力で、CTOオプションで画像の小型タイプに変更することもできる予定だ
dynabook G83R/RA
dynabook G83R/RAは、6月に発表された「dynabook G83R/PA」をベースに、CPUを「Core シリーズ3」に変更することで価格を抑えたモデルだ。「Copilot+ PCレベルのパワフルなNPUは不要」という法人ユーザーに向けた1台という位置付けとなる。
加えて、本モデルではボディーカラーとして「ネビュラブラック」に加えて、個人(コンシューマー)向けモデルで好評な「セレストブルー」も選択できるようになっている。ただしセレストブルー構成は以下の仕様が“固定”となるなど、ネビュラブラックとは仕様が異なる(詳細は要問い合わせ)。
- キーボードに「かな」表記なし
- Webカメラが「顔認証対応の200万画素センサー」のみ
- タッチパッドが「クリックパッド」(クリックボタン一体型)
dynabook G83R/RAでは、従来のネビュラブラック(上)に加えて、個人向けモデルで展開しているセレストブルーも選択できる。ただし、ネビュラブラックモデルと仕様が一部異なる
dynabook G83R/RAの実機。セレストブルー(左)とネビュラブラック(右)では、カラー以外の使用差が複数見受けられる
ネビュラブラックの場合、基本構成はCore 5 320搭載モデルと、Core 5 330搭載モデルの2種類を用意しており、それぞれCTOオプションでCore 7 350、Core 7 360に変更できる。
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