首都高、10月1日に料金改定 1kmあたり約1割値上げ
出典:首都高速道路
首都高速道路は、2026年10月1日から通行料金を改定します。利用距離に応じて設定している「1kmあたりの料金」を約1割引き上げるもので、普通車の基本料金は現在の300~1,950円から300~2,130円となります。ただし、下限料金は値上げしません。
普通車は長距離利用で最大180円アップ
車種別の料金は、軽・二輪が280~1,590円から280~1,740円、普通車が300~1,950円から300~2,130円に改定。中型車は330~2,310円から330~2,520円、大型車は400~3,110円から400~3,410円、特大車は550~5,080円から550~5,570円に改定されます。いずれも下限料金は現状のまま維持されています。
出典:首都高速道路
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なお、非ETC車は原則として利用区間の最大料金が適用され、普通車ではこの最大料金も2,130円に引き上げられます。
ETC普通車の実際の料金は、川崎浮島JCT~空港中央(4.2km)は300円から320円、京葉道接続~錦糸町(7.9km)は420円から450円、中央道接続~箱崎(18.8km)は780円から840円になります。
また、川口JCT~葛西(33.8km)は1,260円から1,370円、三ツ沢接続~三郷JCT(56.6km)は1,950円から2,130円になります。長距離利用者の負担増を考慮し、上限料金はこれまでと同様、55kmを超えて走行した場合でも55km分の料金が適用されます。
値上げの背景は維持管理コストの上昇
首都高によると、今回の料金改定の背景には、労務費や材料費の高騰があります。直近10年間で維持管理コストは約1.4倍に上昇しており、道路の老朽化への対応や日々の維持管理など、安全で円滑な道路サービスを続けるための費用確保が課題になっています。
今回の料金改定により、維持管理費の増加への対応や物流支援策を、当面5年程度実施できるとしています。
中型車以上は2027年6月末まで現行料金を据え置き
一方、中型車、大型車、特大車については、道路運送事業での価格転嫁に向けた環境整備に伴う特別措置が実施されます。
このため、中型車以上は2027年6月30日まで現行料金が据え置かれ、改定後の料金は同年7月以降に適用されます。
各種割引は継続
大口・多頻度割引や都心流入割引、都心流入・湾岸線誘導割引などについては、今後も継続されます。大口・多頻度割引の拡充分や一部の割引制度については、2031年3月末まで実施期間が延長されます。
出典:首都高速道路
また、首都高と圏央道や東京外環道などを連続して利用する場合、首都高の料金改定に伴って、一部の経路では料金が変更されます。
今回の改定では、短距離利用の最低料金は維持される一方、走行距離が長くなるほど値上げ額が大きくなります。10月1日以降に首都高を利用する予定がある場合は、普段利用している区間の新しい料金を事前に確認しておくとよいでしょう。
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