アメリカで銃殺刑の生中継が計画されている
現地時間の2026年10月8日(木)、アメリカ国防総省はフォートフッド銃乱射事件の犯人であるニダル・マリク・ハサンの銃殺刑をライブ配信すると発表しました。
Live updates: Pentagon says execution of Fort Hood shooter will be livestreamed | AP News
https://apnews.com/live/trump-midterm-elections-news-updates-10-08-2026
US plans livestream of execution by firing squad | The Verge
https://www.theverge.com/tech/1008530/us-government-livestream-execution-firing-squad-fort-hood
10月8日、ピート・ヘグセス国防長官はアメリカの保守派・右派計ニュースチャンネルであるReal America's Voice(RAV)のインタビューの中で、ハサンの銃殺刑がライブ配信される予定であることを明かしました。ヘグセス国防長官によると、ハサンへの刑執行は2026年12月3日14時に、銃乱射事件が起きたフォートフッドで実施される模様。
フォートフッド銃乱射事件は、2009年11月5日にテキサス州キリーン近郊のフォートフッドで起きた事件です。パレスチナ系アメリカ人で、当時アメリカ陸軍少佐であり精神科医であったハサンが、13人を射殺し、32人を負傷させました。これはアメリカの軍事基地で発生した銃乱射事件としては最も多い死傷者を出した事件であり、9.11同時多発テロ以降、アメリカで発生したテロ攻撃としては最悪のものとされています。
なお、ハサンの銃殺刑執行は、2026年10月7日に発表されたばかりでした。
The execution of Nidal Hasan by firing squad will take place at Fort Hood, Texas on Thursday, December 3rd, 2026, at 1 p.m. CT. https://t.co/re7BpqkSN4
— Acting Secretary of the Army (@SecArmy) October 7, 2026
テクノロジーメディアのThe VergeはYouTube、Twitch、TikTok、Meta、Rumble、Kickといった各種ライブ配信プラットフォームに銃殺刑の様子をライブ配信する許可を出す予定があるのか問い合わせを行っていますが、記事作成時点では返答は得られていません。
なお、ヘグセス国防長官は銃殺刑のライブ配信について、「国民が視聴できるように、ライブ配信が公開されるようにします。なぜなら、こうした行為には重大な結果が伴うことを国民が理解する必要があるからです」と語っています。
RAVによるヘグセス国防長官へのインタビューの様子は以下の動画でチェック可能です。
EXCLUSIVE: HEGSETH HONORS LINCOLN HEROES, POLLS TORCH GOP MAP | HUMAN EVENTS DAILY - YouTube

なお、The Vergeが今回の件について報じたところ、「死刑制度があることと、国民に恐怖心を植え付けるために死刑執行を公然と放送することは全くの別問題です。私たちが反対し、憎悪しているはずの国々が、まさにそのようなことを日常的に行っているのではないでしょうか?」や「AP通信とロイターの報道でも、『一体どういうことだ!?』というようなコメントばかりで、『アメリカ万歳!』といった類のコメントは見受けられませんでした。皆、本当に動揺し、嫌悪感を抱いているようでした。ただし、右翼系のサイトは見ていませんし、見るつもりもありません」といった、銃殺刑のライブ配信に否定的なコメントが多く寄せられていました。
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