三重・鈴鹿市議ら在宅起訴 保育事業巡り1.9億円詐取か―名古屋地検
在宅起訴された三重県鈴鹿市の桐生常朗市議(本人のFacebookから)
三重県鈴鹿市の企業主導型保育所「このはな保育園」の運営費を巡り、国からの助成金約1億9000万円をだまし取ったとして、名古屋地検特捜部は27日、詐欺罪で、同園運営会社代表の桐生常朗市議(34)と同園事務員の妻雅子氏(32)を在宅起訴した。いずれも認否は明らかにしていない。
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起訴状によると、桐生氏は2022年1月~25年12月、同園の1日当たりの開所時間や開所日数を実際より長い13時間、週6日と偽り、22~25年度分の助成金計約1億9000万円をだまし取ったとされる。24、25年度分については雅子氏と共謀したとされる。
捜査関係者などによると、実際の開所時間は1日当たり9時間で開所は週5日だった。不正受給した助成金は同園の運営に使い、私的な利用は確認されていないという。同園は9月ごろから休園していた。
企業主導型保育事業は、企業などが従業員のため保育所を設置する場合、運営費などを助成する制度。待機児童の解消を目的に16年度に創設され、こども家庭庁が所管している。
桐生氏は19年4月に鈴鹿市議に初当選し、現在2期目。関係者によると、桐生氏は市議会に辞職願を提出しており、28日の臨時本会議で承認される見通し。不正受給の疑いや休園理由について、時事通信の取材に対し「お答えできません」と話していた。
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