山川、度肝抜く場外弾 ソフトバンク、連勝発進―プロ野球日本シリーズ
度肝を抜く一振りで、敵地のファンを静まり返らせた。ソフトバンクの山川が、九回に代打で登場して同点ソロ。大砲が大仕事をして試合を振り出しに戻した。
2―3の九回1死、マウンドにはDeNAの抑えレイノルズ。真ん中付近のカットボールを振り抜くと、打球は左翼席も越え、場外へと消えた。バットを放り捨ててダイヤモンドを1周。「集中して自分のスイングをすることだけを考えた。しっかり仕留めることができた」と喜んだ。延長十回に川村が決勝ソロを放ち、チームは連夜の延長戦を制した。
今季は不本意なシーズンを過ごした。開幕戦は4番で起用されたが、調子が上がらず、2軍暮らしに。終盤に再び1軍に上がっても本来の状態には戻らず、11本塁打で終えた。
日本シリーズ第1戦の前日練習では、横浜スタジアムを訪れた王貞治球団会長にアドバイスをもらう姿もあった。第1、2戦ともスタメン起用はなかったが、自分の準備だけは怠らなかった。
昨季の日本シリーズは、3本塁打を放つなど爆発し、最高殊勲選手賞に輝いた。一度調子を取り戻せば、止まらなくなる主砲。短期決戦の強さを改めて発揮した。
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