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Wednesday, September 16, 2026

「Rokid Ai Glasses Style」発売 気軽に使える軽量AIグラス

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Rokidは、AIグラス「Rokid Ai Glasses Style」を発売した。日常使いを重視したディスプレイ非搭載モデルで、通常の眼鏡に近いデザインと38.5g(度付きレンズ除く)の軽さが特徴。価格は64,990円で、ディスプレイ搭載の「Rokid スマートAIグラス」(109,890円)より価格を抑えている。

レンズは度付き、累進、調光、偏光、カラーレンズなどに対応し、200色以上から選択できる。強度近視や乱視、遠近両用、老眼向けのレンズにも対応し、老眼向けでは最大+15Dまで選択できる。

AI機能では、ChatGPTとGeminiによるAIアシスタントを搭載。76言語のリアルタイム翻訳、音声によるルート案内、AI画像認識、AI議事録などを利用できる。

約1,200万画素のカメラを備え、109度の広角撮影に対応する。ハンズフリーで4K写真や3K/30fps動画を撮影でき、HDR、ノイズ低減、手ぶれ補正も利用できる。オープンイヤー型スピーカーも搭載し、周囲の音を聞きながら通話や音楽、AIの応答を利用できる。

バッテリー容量は210mAhで、通常使用で最大約12時間利用できる。連続利用時間は、翻訳が約2時間、通話が約5時間、動画撮影が約45分、音楽再生が約6時間。別売りの充電ケースやカプセルバッテリーにより、さらに長時間利用できる。

フレームカラーはブラックとトランスペアレントグレーの2色。SoCはSnapdragon AR1、メモリは2GB、ストレージは32GBを備え、通信はWi-Fi 6とBluetooth 5.3に対応する。

Rokid Ai Glasses StyleとRokid スマートAIグラスの主な違いは、ディスプレイの有無や重量のほか、リアルタイム翻訳の対応言語数も異なる。Rokid スマートAIグラスが89言語に対応するのに対し、Ai Glasses Styleは76言語となる。

両モデルの実機を試した印象としては、Rokid スマートAIグラスはより未来を感じられるデバイスだった。たとえばリアルタイム翻訳では、相手が話した内容の翻訳結果がそのまま視界に表示される。相手も同製品を使っていれば、それぞれが異なる言語を話しながら双方向に会話でき、これまでにないコミュニケーション体験が得られる。

一方、Rokidが説明するように、日常的に気軽に使うのであればRokid Ai Glasses Styleが向いていると感じた。ディスプレイを搭載しないため、通常の眼鏡に近い感覚で使用でき、AIグラスであることを強く意識せずに装着できる。

Rokid スマートAIグラスのディスプレイ表示

Rokid Ai Glasses Styleは通常の眼鏡のように使える

また、機能や価格帯を踏まえると、Rokid Ai Glasses Styleの対抗馬となるのは、「Meta Glasses」(50,600円~)だろう。両モデルを比べると、翻訳機能の対応言語数などに違いがある。ただ、日本での利用においては多数の言語への対応が製品選びの大きな決め手になる場面はそれほど多くないと感じる。

個人的に大きな違いと感じるのは、写真や動画撮影の画角である。Rokid Ai Glasses Styleは、国内で販売されている主なAIグラスではまだ少ない横長動画の撮影に対応する。一方、Meta Glassesは現時点で縦長動画のみとなる。

一般的なカメラと同じ横長の写真・動画を撮影したいのであれば、Rokid Ai Glasses Styleが有力な選択肢になる。

Rokid Ai Glasses Styleでは横長動画の撮影に対応する

明所および暗所での作例(Rokid Ai Glasses Style)

リング型アクセサリやセキュリティ対策も発表

9月15日に行なわれた発表会では、Rokid Ai Glasses Styleの紹介のほか、同社のAIグラスとして初となるサードパーティ製アクセサリ「Bluetooth Ring」が発表された。指にはめて左右のボタンやスクロールホイールにより効率的な操作を可能にする同製品は、9月下旬より3,990円で発売される。

Bluetooth Ring

発表会では、AIグラスにおけるプライバシー保護とデータセキュリティに関する取り組みも説明された。同社は製品設計においてプライバシー対策を最優先事項としているといい、AIグラスの撮影機能には、周囲が録画状態であることを明確に認識できるよう、強力なインジケーターライトと遮蔽防止技術が導入されている。

また、データの収集・転送・処理の全経路においてエンドツーエンドでの暗号化が施されているほか、ユーザーが撮影したデータは外部サーバーにアップロードされず、すべてグラス本体やスマートフォン内に保存される。

さらに、日本ユーザーに向けたデータセキュリティとして、9月より日本ユーザーのデータがすべて日本で保存・管理される。この国内でのデータ管理の最適化により、AI対話における応答速度も200ms以内に抑えられ、待ち時間を短縮できるという。

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