The Daily Newsstand · Free, Always
Tuesday, October 6, 2026

トランプが米中首脳会談で勝ち取った「300億ドル成果」は窮地の共和党を救うか…中間選挙で問われる「現実の物価」 | 政治・経済・投資 | 東洋経済オンライン

Translate

9月25日、ワシントンD.C.への公式訪問時に左から中国の彭麗媛大統領夫人、習近平国家主席、ドナルド・トランプ米大統領、メラニア・トランプ夫人(写真:ブルームバーグ)

INDEX

11月3日のアメリカ中間選挙まで40日と迫った9月24日。首都ワシントンD.C.でドラマが大きく動いた。第2次トランプ政権下で3回目となる米中首脳会談がホワイトハウスで行われたのだ。

支持率の低迷を背景に、議会上下両院の多数派維持で窮地に立つドナルド・トランプ大統領にとって、この会談は有権者へ「外交・経済的成果」を誇示できる文字通り絶好の舞台だった。はたしてこの歴史的な会談はトランプ大統領の政治的思惑どおりに運んだのか。

極めて異例の2つの外交儀礼を踏んだトランプ大統領

首脳会談の前日、中国の習近平国家主席夫妻を乗せた政府専用機が、アメリカの首都近郊の空軍基地に滑り込んだ。タラップをゆっくりと降りてくる習主席夫妻。地上で待ち構えていたのは、ほかでもないトランプ大統領夫妻だった。満面の笑みを浮かべた両首脳が固い握手を交わした瞬間、今年2回目となる米中首脳外交の幕が上がった。

アメリカの大統領が、外国首脳の基地到着を自ら出迎えるのは極めて異例のプロトコル(外交儀礼)だ。始まりの瞬間から、トランプ大統領がいかに中国を「厚遇」し、この会談の成功を演出したがっていたかが浮き彫りになった。その後、両国の国歌が演奏される。アメリカ国歌の終盤、上空をB1爆撃機2機が轟音とともに通過した。その激しさは、敬礼していたトランプ大統領が顔をしかめ、機体を振り返るほどだった。

この記事は有料会員限定です

残り 3393文字

各タグのフォローボタンをクリックしフォローすると、関連する新着記事をメールで受け取ることができます

白熱!2026年中間選挙の焦点

6 記事

関連記事

本文の内容に基づいた記事をピックアップしています

フォローすると、最新記事をメールでお知らせします。

あべ たかあきTakaaki Abe

2000年、米国首都ワシントンDCに所在する大学院、ジョージ・ワシントン大学エリオット国際関係大学院修了。その後、日系メディアのワシントン支局にて20年以上、国際関係の報道に携わる。この間、ホワイトハウス・国務省・国防総省・米国議会などにおいて、日米関係を中心に取材し、6期連続アメリカ大統領選挙、ブッシュ(子)、オバマ、トランプ、バイデンという4人のアメリカ大統領の同行取材(計40回以上の海外訪問を含む)などを経験する。トランプ政権1期目、バイデン政権時においては、ホワイトハウスを取材する海外メディアグループの、日本人初かつ日本人で唯一の会長に選出され、米政府と海外メディアとの取材交渉と調整を担当。25年4月より、ワシントンDCを拠点とするフリージャーナリストに。

View the original on 東洋経済オンライン →

KioskNews shows a cleaned-up reading view extracted from the publisher’s page — the original always lives on their site, not ours.