[ITmedia News] Google、AI生成物の判定ツールを一般公開 OpenAIやNVIDIA製サービスも対象に
著者
林裕也
[ITmedia]
米Googleは10月7日(現地時間)、AIで生成したコンテンツを判別するWebサイト「SynthID Detector」を一般公開した。画像や動画、音声ファイルをアップロードすると、Googleや米OpenAIなどのAIで作ったものかを確認できる。
SynthID Detectorのトップページ。画像・動画・音声ファイルをアップロードして判定する
判定対象は、Googleのほか電子透かし技術「SynthID」を採用したOpenAI、米NVIDIA、韓国Kakaoの生成AIで作ったコンテンツ。米AppleのAIサービスにも近く対応する。透かしの確認はこれまでも「Gemini」アプリでできたが、対象はGoogleのAIで作ったコンテンツのみだった。SynthID Detectorは他社の生成物まで調べられる。
Geminiで生成した画像をアップロードしてみると「SynthID was detected」と判定した
一方、SynthIDを採用していないAIで作ったコンテンツは判定の対象外。透かしが見つからなくても、AI製の可能性は残る。Googleもサイト上で「汎用的なAI検出ツールではない」と注意を促している。
Google AIの公式X投稿
SynthIDは、GoogleのAI研究部門である英Google DeepMindが開発したもの。AIで生成した画像や動画、音声に、人間には知覚できない透かしを埋め込む。
Googleは2025年5月にSynthID Detectorの初期版を発表したが、提供先はウェイトリストに登録したジャーナリストや研究者などに限っていた。今回の一般公開で、登録を待たずに使えるようになった。提供言語は英語のみ。なお、利用規約では1日に判定できる回数に上限を設けているというが、具体的な回数は明示していない。
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