GoogleとOpenAIが提携、Google Cloudで「GPT-6 Astra」などOpenAIのAIモデルを提供へ
OpenAIのモデルはGoogle Cloudの専用インフラ上で稼働し、ユーザーが入力したプロンプトや出力結果などのデータは基盤モデルの学習に利用されないとのこと。また、Google Cloudのアクセス制御や監査ログなどの仕組みを利用できるため、機密情報を扱う企業でもAIモデルを管理しやすくなります。今後はデータを保持しない「ゼロデータ保持」や、処理中のデータを保護する「機密コンピューティング」にも対応する予定です。
加えて、OpenAIのプログラミング支援ツール「Codex」との連携も実現します。これにより、開発者はローカル環境のCodex CLIやデスクトップ版CodexのワークフローをGoogle Cloudのプラットフォームに接続し、OpenAIのモデルを利用した推論処理を実行できるようになります。今後はGoogleのAI開発環境「Google Antigravity」や、Gemini関連の企業向けサービスでもOpenAIのモデルが利用可能になる予定。
Google Cloudによると、3モデルは一部の企業顧客を対象とした限定プレビューとして提供が始まっており、OpenAIは今後数週間以内に一般提供を開始する予定だとしています。
OpenAIの共同創業者で社長のグレッグ・ブロックマン氏は、「Google Cloudは、AIエージェントの構築、ソフトウェア開発、AIの業務活用に取り組む開発者や企業を支える主要なプラットフォームです。今回の提携は、お客様がすでに開発に利用している環境で、当社の最も高性能なモデルとCodexを使えるようにするための重要な一歩です。エージェントのエコシステムを共に育てながら、フロンティアAIの活用方法について、お客様の選択肢をさらに広げていきます」とコメント。
また、Google Cloudのトーマス・クリアンCEOは「私たちは、OpenAIのモデルを含む幅広い選択肢をお客様に提供することに注力しています。お客様がそれぞれの業務に適したモデルを選べるようにすることで、品質の最適化とコスト削減を支援します」と述べました。
なお、OpenAIは今回の発表にあたり、Microsoftが引き続きOpenAIの主要なクラウドパートナーであることも明言しています。
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