殺人事件で偽の情報提供 米国務省にビザ申請も―アンソロAI
スマートフォンに表示された米アンソロピックのロゴマーク(AFP時事)
【ワシントン時事】複数の米メディアは9日、人工知能(AI)企業アンソロピックのAIがテスト中、殺人事件に関し警察に虚偽の情報を提供したり、国務省にビザ申請を繰り返したりしていたと報じた。いずれも実害はなかったという。
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報道やアンソロピックによると、AIは5月と8月に、国務省のサイト上で計20件の非移民ビザ申請フォームを提出。申請はいずれも不完全で、処理されなかった。7月にはペンシルベニア州フィラデルフィアの警察当局が運営する未解決事件のサイトにアクセスし、関係する人物を「見た記憶がある」と情報提供フォームに記して送信した。
米政府がAIの安全対策調整のため今月設置したタスクフォースは声明で、アンソロピックから9日、同社が9月下旬に把握した「過去のさまざまな事案」の詳細について連絡を受けたと説明。AI企業による報告と問題の是正は任意ではなく「国家安全保障上の重大な義務だ」と強調した。
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