「GPT-6.1 Terra」が登場、コスパ良好&高速なモデルでテストによってはGPT-6 Astraと同等性能
OpenAIが「GPT-6.1 Terra」を日本時間の2026年10月27日にリリースしました。
Introducing GPT-6.1 Terra | OpenAI
https://openai.com/index/introducing-gpt-6-1-terra/
OpenAIのAIモデルはフラッグシップモデルの「Astra」、高性能モデルの「Sol」、バランスモデルの「Terra」、低コストモデルの「Luna」の4種類に分かれて提供されています。今回は登場したGPT-6.1 TerraはGPT-5.6 Terraの大幅なアップデート版という位置付けで、6.0をスキップして6.1がリリースされました。
以下はOpenAIが公開しているモデルの仕様表です。GPT-6.1 Terraは2026年6月1日までの学習データでトレーニングされており、コンテキストウィンドウは105万トークン、最大出力は12万8000トークンです。思考の深度は「none」「low」「medium」「high」「xhigh」「max」の6段階で調整可能。100万トークン当たりのAPI料金は入力1ドル(約158円)・キャッシュ済み入力0.05ドル(約7.9円)・出力5ドル(約789円)です。
AIに3DCG作成アプリなどのデスクトップアプリを操作させてエージェントしての性能を測定する「OSWorld 2.1」のテスト結果をまとめたグラフが以下。横軸がコスト、縦軸がスコアです。GPT-6.1 TerraはGPT-5.6 Terraのスコアを大きく上回ったほか、GPT-6 Astraと比べて低コストで同等のスコアを達成しています。
建築図面の3Dデータ作成といったプロフェッショナルなタスクの成功率を測定する「Agents’ Last Exam」では、GPT-6.1 TerraがGPT-6 Astraの10分の1のコストで同等のスコアを記録しました。また、処理速度はGPT-6 Astraと比べて3倍高速だったとのこと。
画像を認識してタスクを遂行する「MMMU-Pro(Vision)」でもGPT-6 Astraに匹敵するスコアを低いコストで達成しています。
第三者機関のArtificial AnalysisもGPT-6.1 Terraの性能を検証しています。複数のベンチマーク結果からAIの総合性能を算出する「Artificial Analysis Intelligence Index v4.3.2」のスコアは「48」で、GPT-6.1 Solと4ポイント差にまで迫りました。
GPT-6.1 Terraはベンチマークテストだけでなく、「実際にPCを操作する」というタスクを得意としているとのこと。サム・アルトマンCEOもGPT-6.1 TerraのPC操作性能の高さをアピールしています。
OpenAI社員のVictor E. Nunez氏は「GPT-6.1 TerraとGPT-6.1 Solにウェブページのフォーム入力を実行させた結果、GPT-6.1 Terraの方が2分以上はやくタスクを完了できた」と報告しています。
— Victor E. Nunez (@victornunez) October 26, 2026i asked GPT-6.1 Terra to show me its computer use alongside Sol.
here’s my prompt:
“I need you to find a long but generic form on the internet and record my screen while GPT-6.1 Terra fills it out in Fast mode. Then have GPT-6.1 Sol fill out the same form in Fast mode and show… pic.twitter.com/L2xOYQpz0F
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