[ITmedia News] 即興ラップで踊る「AIヒューマノイド」公開 オープンハウスが静岡で31日から実証実験
不動産事業のオープンハウス(東京都千代田区)は10月28日、同社が協賛し静岡市で31日から開催するAIやヒューマノイド、ステーブルコインといった最新テクノロジーを活用した実証実験イベントの発表会を東京本社で開いた。会場では「AI搭載の国産ヒューマノイドによる即興ラップ」の実演が行われ、出席者の目を奪った。
音声AIによって即興で作られたラップの歌にのせて踊るヒューマノイド=10月28日、東京都千代田区(写真はいずれも千葉真撮影)
最新技術を提案するイベント
実証実験は、31日〜11月3日に開催される「未来のおまつりラボ」で展開される。同イベントは、1992年のスタート以来、毎年100万人以上を世界から集客する静岡を代表する催し「大道芸ワールドカップin静岡2026」の会場内で開かれる。
この日の発表会では、実証実験を行う企業や団体の担当者による内容の説明が行われた。ステーブルコイン(現実資産と価値が連動するように設計された暗号資産の一種)を使った「投げ銭」と店舗決済、オンラインゲーム作成システム「Roblox」による仮想現実と現実を融合させたスタンプラリーなどが紹介された。
中でも注目を集めたのは、音声AIによって作られたラップの歌にのせてヒューマノイド(自律人型ロボット)が踊るパフォーマンスだ。AIがその場で与えられた「お題」を使って韻を踏むラップを生成。その音声に合わせて、ロボットがラッパーのごとく手を上下に動かしながら踊る。国産ヒューマノイド開発企業、Highlandersなどが手掛けている。イベント当日も、観客から与えられた「お題」を基にその場で作られたラップで踊る予定だ。
ヒューマノイドと音声AIの開発に携わった「Highlanders」と「カラクリ」のスタッフら。右から3人目がヒューマノイド=10月28日、東京都千代田区
地方創生の一環
オープンハウスは、これまでも群馬県みなかみ町や北海道十勝地域で地方創生に取り組んできた実績があり、静岡市との連携もその流れをくむ。
静岡の実家から東京本社に通勤し、地元との強いパイプを生かして今回の事業を立ち上げた同社広報PRグループ長の西村依希子さんは、「自治体や地域企業との連携は根幹の不動産業にもつながる。そこで新しい技術を提案することには大きな意義がある」と話した。
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