新Kindle出揃う 「価格勝負」から「薄くて上質・カラフル」に
6月発売の「Kindle Scribe」シリーズ(中央)を含めラインナップがフルリニューアルされた。日本市場専売の高級レザースリーブケースも投入する
Amazonは、10月1日に発表した電子書籍リーダーのKindleシリーズについて、国内で報道関係者向けに実機を公開した。容量やシグニチャーエディションなどの仕様の違いで合計6製品をラインナップしており、2製品はすでに発売済み。4製品は11月11日に発売される。
新製品ラインナップ
定番の電子書籍リーダーとして、6~7インチのディスプレイで展開する「Kindle」シリーズを刷新。薄型・軽量・高速化が図られたほか、額縁部分を画面と同じ高さにしたフラットデザインや、反射を抑えるノングレアパネル、フロントライトをいずれも標準装備とした。
薄型化・軽量化
Kindle Paperwhite シグニチャーエディション
背面にアルミニウムを採用し質感を高めたモデル(Kindle 32GB、および各シグニチャーエディション)や、大人向けモデルとして複数のカラーバリエーションを展開するのも特徴で、質感やデザイン性を高めるアップデートが施されている。
Kindle(32GB)、シーグラスグリーンの背面。アルミニウムを採用
Kindle Paperwhite シグニチャーエディション、グラファイトの背面。アルミニウムを採用
Kindle Paperwhite シグニチャーエディション、シーグラスグリーンの背面。アルミニウムを採用
カラーバリエーション
細かなところでは、従来モデルでは下側にあった電源ボタンが右上に移動した。「立てかけた際に誤って押してしまうという声があった」といい、ユーザー調査の結果を反映させた。ページめくりに使えるボタンを搭載したカバーやリモコンの発売も、使い勝手を高める取組みの一環になっている。
電源ボタンが右上に移動
Kindle Click
一方、2年ぶりの刷新になる今回のタイミングでは、メモリ高騰などのコスト上昇を主な理由として、価格はいずれのモデルでも1万円以上値上げされている。
例えば最も低価格な「Kindle(16GB)」は19,980円から29,980円になり、1万円の値上げ。「Kindle Paperwhite(16GB)」は27,980円から39,980円に、「Kindle Colorsoft シグニチャーエディション」は44,980円から56,980円になっている。
AmazonはKindleについて、グローバルで8,500万人以上が使う規模になっており、「Kindleを使っているか」から、「どのKindleを、どのように使っているのか」になっていると説明。今回の刷新は「上質な読書体験」や「自分らしさ」にフォーカスしたものとしている。
日本市場で独自に、ブランドとのコラボレーションによる「レザースリーブ(アクセサリ)」も11月下旬に発売される。本体と一緒にカバーなどのアクセサリーの購入率が高いという日本市場向け商品で、ユーザーがKindleの持ち運びにさまざまな工夫を凝らしていることもコラボレーション企画のきっかけになったという。
ブランドコラボで高級レザースリーブケースを発売
11月5日からAmazon.co.jpにて予約が開始されているのは、プレミアムレザーブランドの「BONAVENTURA」(ボナベンチュラ、イタリア)と、「MAISON CANAU」(メゾン カナウ、日本)のレザースリーブ。どちらもKindleシリーズ向けで、7インチ用、11インチ用の2サイズが展開される。BONAVENTURAの製品はそれぞれ4色展開。
価格はBONAVENTURAの製品が33,000円~44,000円、MAISON CANAUの製品が15,400円~25,000円。
BONAVENTURA
MAISON CANAU
なおAmazonは、手書き機能に対応し11インチディスプレイを搭載する電子書籍デバイス「Kindle Scribe」シリーズをリニューアルし6月に発売している。今回のKindleの刷新により、キッズ向けを含めてラインナップすべてがリニューアルされた形になっている。
左側2つがKindle(6インチ)、中央2つがKindle Scribe(11インチ)、右側2つがKindle Paperwhite、Kindle Colorsoft(それぞれ7インチ)
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