米政治の再編進む 三牧聖子・同志社大大学院教授―米中間選挙・識者談話
三牧聖子 同志社大大学院教授(本人提供)
三牧聖子・同志社大大学院教授(米国政治外交)の話 中間選挙の結果は、トランプ大統領の政治路線そのものへの不信任だ。共和・民主両党で再編が進む可能性がある。
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共和党内ではトランプ氏と距離を置く動きが出るだろう。同氏に近く、次期大統領選の有力候補と目されるバンス副大統領の立場は厳しくなる。今後、トランプ氏とたもとを分かったとしても、有権者の目には「風見鶏」と映る。もう1人の有力候補、ルビオ国務長官は、もともとの政治路線はトランプ氏と異なるものの、現政権で同氏の「手足」となってきた。大統領選では逆風になりかねない。
民主党は今回、テキサス州のタラリコ州下院議員やミシガン州のエルサイード元郡保健局長ら急進左派が躍進した。格差が拡大する米国で、国民皆保険など生活を保障してくれる政権でないと生きていけないと多くの国民が考えている。今後、左派的な政策が党内の主流となっていくのではないか。米国の現状に対応できていない共和党は、この先、守勢に立つことになる。
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