ゴーン被告に禁錮4年求刑 汚職事件の欠席裁判―仏検察
日産自動車元会長のカルロス・ゴーン被告=2020年12月、レバノン・ベイルート(EPA時事)
【パリ時事】日産自動車元会長のカルロス・ゴーン被告(72)が贈賄罪などに問われた汚職事件の論告求刑公判が28日、フランス・パリの裁判所で行われた。フィガロ紙(電子版)によると、検察は禁錮4年、罰金37万5000ユーロ(約6700万円)、5年間の企業経営禁止を求刑して結審。判決期日は来年1月21日に決まった。
ゴーン被告はレバノンに逃亡中で、16日の初公判以降、全ての審理を欠席した。
収賄罪などに問われたダチ前文化相(60)に対する求刑は禁錮4年(うち2年は執行猶予付き)、罰金45万ユーロ(約8100万円)、5年間の公職禁止。ダチ被告は出廷し、起訴事実を否認した。
ゴーン被告は、ダチ被告が欧州連合(EU)欧州議会議員を務めた2009~13年、日産と仏自動車大手ルノーの統括会社から、弁護士報酬名目で90万ユーロ(約1億6100万円)を支払ったとされる。検察はこれが違法なロビー活動への対価だったとしている。
報道によれば、検察は公判で、ゴーン被告を「自らを国家元首と同等と見なした」「民主主義を支える機関を汚すことに加担した」と非難した。
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