狙い通りの金1号 ランに懸けた北條巧―アジア大会・トライアスロン男子
トライアスロン男子、1位でゴールする北條巧=20日、愛知・蒲郡市内特設コース
燃えるような赤い髪が、歓声を浴びてゴールに飛び込んだ。今大会の日本選手団第1号となる金メダルを力強くつかみ、トライアスロン男子の北條は「最初のメダルになると知った時から、自分にプレッシャーをかけて臨んでいた。勝ち切ることができて幸せ」。ゴール後、気持ち良さそうに水を飲み、笑顔がはじけた。
北條巧、日本勢の金1号 テックボールは坂本が銅―愛知・名古屋アジア大会
得意のスイムで抜け出せなかったものの、バイクで先頭集団の前方へ。Uターンの多いコースでライバルに脚を使わせ、ラン勝負に懸けた。序盤で飛び出し、張璽瑞(中国)との一騎打ちからロングスパートで一気にリード。「相手が離れるまで出ようと決めていた。自分が思っていた展開にできた」。満足そうに振り返った。
髪は今大会をイメージして染めた。「ちょっとまだ恥ずかしい」と照れながら、首にかけたメダルを大事そうに触った。「ようやく心から喜べるレースができた」。最大の目標とする2年後の五輪へ、確かな手応えを得た。
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