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Tuesday, September 15, 2026

アシックスウォーキング、もっと歩きたくなるフラッグシップ「MOON AMBLE」

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アシックス商事は、アシックスウォーキングのフラッグシップモデル「MOON AMBLE(ムーンアンブル)」を9月16日に発売する。3品番をラインアップし、価格は25,300円から40,700円。

「もっと歩きたくなるシューズ」をコンセプトに、アシックススポーツ工学研究所で検証を重ねて企画開発を行なってきたモデル。開発における価値基準として、「手にした瞬間」「履いた瞬間」「歩いた瞬間」に感じる魅力を3つの「WOW」を追求した。3つのWOWについて開発責任者の市川将氏によれば「手にした瞬間に履いてみたいと思える、履いた瞬間に心地よさやクッション感を感じる、1歩を踏み出した瞬間にこれまでにはない反発感を感じ、自然ともっともっと歩いてみたいと思える」ことを設計目標にしたという。

アシックススポーツ工学研究所 開発責任者・部長 市川将氏

設計目標に向けて、研究所では歩行時の体の動き、足のかかる力、重心移動などの検証を重ねた。それと同時に、実際に履いた人がどのように感じるのかという感覚的な部分も評価し、定量的な人の動きと定性的な人の感覚の両方から“歩きたくなる”を設計した。

MOON AMBLEの開発で特にこだわったのがソール。その特徴の1つが、独自の配合素材である「HOP FOAM(ホップフォーム)」となる。

詳細を説明するアシックススポーツ工学研究所 商品責任者・マネジャー 野々川舞氏

ミッドソール(甲被と靴底の間の中間クッション材)は、アシックス独自設計の異なる硬度のクッションフォームを配した2層構造を採用。クッション性に優れた新素材・ホップフォームを、上層部と下層部にそれぞれ硬度を変えて配置することで、弾むようなクッション性がありながら、着地時のかかとの内外側への倒れ込みを抑制し、歩行を安定させている。

靴底前部には「WALKPOD SYSTEM(ウォークポッドシステム)」を、歩行時の重心移動の軌跡に沿って配置。硬度が低くやわらかいホップフォームを周囲よりも突出させて配置することで、弾むような感覚を生み出すという。歩行とランニングでは足裏の重心移動が異なるが、今回は歩行時の重心移動の軌跡を十分に研究し、その動きに沿うようにウォークポットを配置した。

これにより自然と前へ進みたくなるような歩行をサポートするほか、靴底前部のラバー形状をT字型にすることで、蹴り出し時の安定性を向上させた。また、つま先部分をカーブ形状にすることで、前方への推進力につなげている。

どんなに機能性が高くても、日常の中で履きたいと思えるものでなければ「もっと歩きたくなるシューズ」にはならないという考えから、デザインにもこだわっている。

ソールの高い反発性を直線的なデザインで視覚的に表現。同時に、アシックスがレザーシューズで培ってきた素材使いを取り入れ、スポーティーな機能と日常で履ける上質さの両立を目指した。カラーについても、オレンジやライムグリーンをアクセントとして使い、MOON AMBLEが持つ弾むエネルギーを表現した。

シーンや用途に応じて選べるよう、スポーティーなタイプ「1213A006」、デイリーユースに適したタイプ「1213A007」、上品な印象に仕上げたタイプ「1211A123」の3品番を用意。

1213A006は軽量で通気性のあるジャガードメッシュを採用。足全体をやさしく包み込むような履き心地を追求した。容易に着脱できるコードロック式の靴紐を採用している。カラーはブラック/ベージュ、ライトグレー/ライトグレー、ホワイト/オレンジ、ベージュ/ベージュ。価格は25,300円

MOON AMBLE 1213A006

1213A007はスムースレザーを採用し、レーザーカッティングと刺繍を施すことで、緻密で洗練されたディテールを表現するとともに、上質感につなげた。カラーはブラック、シルバー、ホワイト、ベージュ。価格は35,200円。

MOON AMBLE 1213A007

1211A123はアッパー全面に天然皮革(スエード)を採用。アシックスストライプを刺繍で表現し、上質で洗練された印象に仕上げた。容易に着脱できるコードロック式の靴紐を採用。カラーはブラック/ブラック、ダークブラウン/ダークブラウン。価格は40,700円。

MOON AMBLE 1211A123

1213A006と1213A007はユニセックスモデルで、サイズは22.5cm~30.0cm、1211A123はメンズモデルで、サイズは26.0cm~28.5cm。

2027年2月には同シリーズの新商品として「1211A114」を発売予定。価格は75,900円。

MOON AMBLE 1211A114

アシックスウォーキングは“歩きやすい”のさらに先へ

アシックス 代表取締役会長CEO 廣田康人氏は、アシックスがウォーキングに力を入れる狙いについて「アシックスはスポーツを通じて人々の心と身体の健康に貢献することを大切にしてきた。その価値を、より多くの人々の日常生活で広げていきたいという考えから、1983年よりウォーキングに取り組んでいる」と説明。

アシックス 代表取締役会長CEO 廣田康人氏

MOON AMBLEについては「約1年前、これまでの延長ではない新しいウォーキングシューズを作るというダイレクションを開発チームに出した。もっと軽くする、もっとやわらかくするということではない、“歩きやすい”のさらに先にある、自然ともっと歩きたくなるような体験を提供するという挑戦から生まれたのがMOON AMBLE。ただし、MOON AMBLEを開発するためだけの取り組みではなく、ここで得られた研究や技術、考え方を、これからのウォーキングカテゴリー全体へと広げていく」という。また、「日本だけでなく、グローバルでウォーキング事業を成長させていき、これからのアシックスの成長を支える重要なカテゴリーの1つに育てていきたい」と述べた。

アシックススポーツ工学研究所 所長 竹村周平氏は、「競技用シューズでは、より速く走る、より高く飛ぶなど、アスリートのパフォーマンスを引き出す目的を明確にして、人の動きを分析することで必要な機能を導き出してきた。ウォーキングシューズについても長年研究を続けているが、今回は歩きやすい、疲れにくいだけではなく、このシューズを履いて出かけたいといった人の感覚まで研究の対象にしようと考えた。人の動きだけでなく、感覚まで科学的に捉え、商品につなげている」と説明した。

アシックススポーツ工学研究所 所長 竹村周平氏

発表会には、女優・歌手のすみれさんがゲストとして登壇。トレッドミルでの歩行体験を行ない、「自然と足が前に進む感じがあり、弾む感覚で気持ちいい」と評価。デザインについても、「今日みたいなパンツスタイルやジャケットスタイルとかにも合うと思いますし、撮影の時にはワンピースドレスっぽい服に合わせましたが、すごい可愛かったです」と話した。

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