新戦力に厳しい現実 流れ変えたのは常連組―サッカー日本代表
ベネズエラ戦の後半、攻め込む上田(手前)=28日、エディオンピースウイング広島
ベネズエラ戦は、新戦力を試すという触れ込みだった。実際、ウルグアイ戦から先発10人を入れ替え、斎藤ら4人がA代表デビューを果たした。
「強度高く戦ってくる相手に対し、スタートからプレーすることに意義がある」。森保監督は狙いを説明し、ハーフタイムに5人を交代。上田ら常連組を送り込んだ。
前半の攻撃陣でW杯の主力だったのは、ボランチの鎌田だけ。相手の圧力の中で悠々とプレーする中、最前線の後藤は起点となれず、ようやくゴールまで迫っても斎藤は相手にはじき飛ばされた。GK小久保も消極的なプレーに終始した。
突き付けられた厳しい現実。斎藤は「自分で試合を変える力を身に付けないといけない」。指揮官も「全体的にプレーの強度を上げ、チャンスにつなげる質を上げてほしい」と注文した。
主力に変わった後半早々に失点したものの、攻撃の迫力は一気に増す。3分後に久保の力強い突破から伊東へとつなぎ、そのクロスを上田が仕留める。試合終了間際には、VARによって劇的にPKを獲得。上田が冷静に決勝点を決めた。
ベネズエラはW杯出場こそないがタフな相手。新戦力が南米勢の高い基準を知れたのは収穫だ。「もっとやれたし、もっとチャンスに絡んでいかないと」と後藤。先の2試合へ、課題も成果もつなげることが大切だ。
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