「人間vs人型ロボット」のケージマッチを開催した企業に停止命令、無許可開催は軽犯罪に問われる可能性
REKは人型ロボットを使った格闘イベントを展開しているスタートアップです。REKのウェブサイトでは人間の操縦者が人型ロボットを操作して戦うフルコンタクト形式のイベントを案内しているほか、実機の人型ロボットと同じAIを使用している格闘シミュレーターも提供しています。シミュレーターで一定の成績を収めたプレイヤーには実際のイベントでロボットを操縦する機会も用意されているとのこと。
問題となったイベントは2026年9月18日にサンフランシスコで開催されました。YouTuberのフランキー・ラペンナ氏がケージに入り、複数の人型ロボットと対戦。公開された映像では人型ロボットがラペンナ氏に強烈な蹴りを繰り出す場面などが確認できます。登場したロボットの少なくとも一部は自律的に戦っていたのではなく、人間の操縦者が遠隔操作していたと報じられています。
格闘イベントでは選手が直接打撃を受ける危険があるため、カリフォルニア州ではボクシングや格闘技などの試合やエキシビションをカリフォルニア州体育委員会(CSAC)が監督しており、対象となるイベントの開催や参加には承認やライセンスが必要です。今回のイベントは無許可で開催されていたため停止命令につながったというわけです。
一方、今回報じられた停止命令は人間が関与する試合を対象としており、人型ロボット同士だけの対戦に停止を命じる内容は確認されていません。停止命令後もREKの公式サイトではロボット格闘イベントやシミュレーターの案内が続いています。今後、人間と人型ロボットを直接戦わせるイベントを再び開催するのか、開催する場合にどのような許可や安全対策を整えるのかについては、REKから具体的な発表は出ておらず不明な状態となっています。
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