「痛ましい事故、心よりおわび」 説明2時間半、詳細言及避ける―東武鉄道
4人死亡事故の中間報告を提出後、説明に臨む東武鉄道の佐藤晃一施設部長=30日午後、国土交通省
特急列車と衝突した作業員4人が死亡した事故で、東武鉄道は30日、国土交通省に中間報告を提出後、報道各社への説明に臨んだ。佐藤晃一施設部長は「痛ましい事故を発生させ、心よりおわび申し上げます」と謝罪。質疑応答を含めた説明は2時間半に及んだが、詳細については言及を避けた。
運転士が「待避完了の黄色い旗を確認した」との証言について、報道陣からは実際に見張り員が旗を出したかどうかに質問が集中。佐藤施設部長は「捜査に支障が出るので差し控える」と繰り返した。
中間報告からは、現場での属人的な運用の実態が浮かび上がった。こうした運用が常態化していたのではないかと問われた佐藤施設部長は「東武側では把握していない」と厳しい表情で答えた。
作業時のルールが徹底されていなかったことが明らかになり、同席した亀山昇司運輸部長は「東武グループ全体として、鉄道運行の安全に真摯(しんし)に向き合っていかないといけない」と神妙な面持ちで語った。
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