[ITmedia News] 旅行ゲーム「ワールドクエスト」、PHP脆弱性で即日サービス終了 「古い仕組みのため対策とれず」
著者
林裕也
[ITmedia]
旅行ゲーム「ワールドクエスト」の運営は10月21日、同日をもってサービスを終了すると発表した。サーバで使っているプログラミング言語「PHP」自体に深刻な脆弱性が見つかったとの発表があったが、ゲームが古い仕組みの上で動いているため十分な対策をとれないと説明。利用者の情報を守ることを第一に考えたとしている。
公式サイトの告知では「突然のお知らせとなり、ご迷惑をおかけしますことを心よりお詫び申し上げます」と謝罪した。利用者への挨拶は、あらためて後日同サイトに掲載するという。
PHPを巡っては、開発元が「緊急」レベルの脆弱性2件を修正したバージョンを21日午後11時ごろに公開したばかり。認証なしで遠隔から任意のコードを実行される恐れがあるもので、国内では「BASE」「コドモン」など著名サービスが相次いで緊急メンテナンスに入るなど影響が広がっていた。修正版の対象はPHP 8.2以降の4系統で、開発元はそれより古いバージョンの利用者に、サポート中のバージョンへの移行などを呼び掛けている。
ワールドクエストは、実在の100カ国・1000都市以上を巡れる旅行ゲーム。2011年にGREEで公開後、モバゲー、ワクプラなどにも展開したが、19年5月にサービスを終了した。20年5月に「コロナ禍で海外旅行に行けない人たちがゲームの中で海外旅行を楽しめるように」(公式Xのプロフィール)として復活し、中身をほぼ変えないまま運営を続けていた。
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