AI技術が発達しても試行錯誤するのは人間だ、何が「賢い」か、何に価値があるか… テッド・チャン『息吹』を読む(下) | ライフ | 東洋経済オンライン

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大澤 博隆 慶応大学教授 慶応大学サイエンスフィクション研究開発・実装センター所長
『息吹』に収録された、子育てに関する3作品の最後は、AIコンパニオンを育てる科学者たちを描く「ソフトウェア・オブジェクトのライフサイクル」だ。簡単にいうと、デジタル生物のあり方をめぐる話である。かいつまんで紹介しよう。
ビジネスに効く名著のエッセンスを識者がコンパクトに解説する。【原則土曜日更新】
かつて動物園に勤めていた主人公アナは、スキルを見込まれ、仮想生物「ディジエント」をペットとして売り出そうとするベンチャー企業で訓練係(トレーナー)として働くことになる。アナはほかのスタッフらと一緒にディジエントを育て教育していく。
ディジエントがどんどん賢くなっていく一方で、当初好調だった販売はうまくいかなくなり、やがて運営会社は倒産してしまう。
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大澤 博隆 慶応大学教授 慶応大学サイエンスフィクション研究開発・実装センター所長
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おおさわ ひろたかHirotaka Oosawa
慶応大学サイエンスフィクション研究開発・実装センター所長。日本SF作家クラブ会長。博士(工学)。共編著に『SFプロトタイピング』、監修に『SF思考』など。
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