【秘話】武田薬品の社運をかけた「過眠症」薬、研究者のリストラを乗り越え正真正銘の"日本発新薬"登場、有効性に専門医が驚愕 | ビジネス | 東洋経済オンライン

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入学試験で答案を書き上げる、仕事で商談相手のプレゼンテーションを聞く――。こうした「絶対に起きていないといけない」場面であっても、耐えがたい眠気に襲われる慢性の睡眠障害、ナルコレプシー。
世界には300万人以上の患者がいると推測され、中でも日本の有病率は高い。その治療を抜本的に変える可能性がある新薬が、近く発売されそうだ。
10月14日に国内で薬価収載(保険適用)される予定なのが、経口のナルコレプシー1型治療薬「オーゼイフル」(一般名:オベポレクストン)。中国とアメリカでも承認を得ており、年内にも発売されると見られる。
開発したのは、武田薬品工業だ。巨大製薬企業の米イーライ・リリーやアイルランドのアルケルメス、日本ではエーザイなどが競合薬の開発を進める中で、一番手での発売となる。会社側は、同剤のピーク時売上高が20億~30億ドル(約3100億~4700億円)に達すると予想する。
デスクワークを諦める患者も
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いんなみ しほShiho Innami
早稲田大学卒、同大大学院修了後、東洋経済新報社に入社。流通・小売業界、総合電機、介護業界などの担当記者、『週刊東洋経済』の巻頭特集の担当を経て、現在は医薬品業界を担当。働き方改革、ジェンダー問題などに関心。
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