AIに頼って登山計画を立てた登山者たちが救助される
AIで計画を立てた3人は比較的メジャーな「クリア・クリーク」と呼ばれるルートを選び、登頂には成功しました。ただ、この時点で既に夜になっており、シャスタ山の登山専門家が推奨している午後半ばの引き返し時刻を大幅に過ぎていました。
下山を始めた3人でしたが、ナビゲーションに使用していたスマートフォンのバッテリーが切れ、持参していた予備のモバイルバッテリーも接続できず、ルートから大きく外れてしまいます。そしてやむなく、3人は救助を要請しました。
救助を担当したレンジャーによると、発見時は3人とも疲れ果て、空腹で、喉が渇いた様子だったとのこと。3人は明確に食料と水が不足していて、おまけに衣服や装備も登山に適したものではなく、淡水の湧き水の近くにあるキャンプ禁止区域でキャンプし 現場にゴミや食べ物の残りかすを散乱させていたということです。
シャスタ山雪崩センターの所長であるニック・マイヤーズ氏は「ありとあらゆる点で完全にやらかしていました」と話しました。
シャスタ山でAIに頼った人間が遭難するのは初めてではなく、以前にはChatGPTでハイキングコースを生成した人間がレンジャーに道を尋ねたことがあったそうです。その地図は正確とはほど遠く、マイヤーズ氏は「全くバカげていた」と振り返ります。また、別の日には「キャンプ禁止」と標識がある地域でキャンプをしている女性が発見され、女性は「ChatGPTがキャンプしてもいいと言った」と話したそうです。
同様の事例は世界各地で起きていて、AIに頼りきりになってしまった人間の末路が垣間見えます。AIは真実を話す機械ではないという共通認識を人間が持つことが求められます。
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