6カ所以上のアメリカ軍基地で食品を腐敗させた「謎の冷凍庫の故障」にサイバー攻撃の疑いあり、国防総省がフランス当局と協力して捜査中
事情に詳しい4人の当局者によると、アメリカの軍事基地で起きた冷蔵・冷凍庫の故障事件について、サイバー攻撃の疑いがあるとしてペンタゴンがフランス当局と協力して調査を進めていることが明らかになりました。
ペンタゴンがフランス当局と協力して調査を進めている理由は、2026年10月初頭にフランスのスーパーマーケットで発生した「冷蔵庫の温度を加熱するサイバー攻撃」が、今回の事件に関与している可能性があるためです。
ハッカーがサイバー攻撃でスーパーの冷蔵庫を50℃まで加熱 - GIGAZINE
この件を報じたロイターは、ペンタゴンによる調査がどこまで進んでいるのか、そもそも何が起きたのか、誰に責任があるのかについて、何らかの結論に達しているかどうかを確認できていません。
ペンタゴンのサイバー部隊であるCyber Commandの一部隊は、「関係省庁や法執行機関と緊密に連携している」とロイターに説明していますが、それ以上の説明は行っていません。
アメリカ陸軍犯罪捜査局のサイバー捜査事務所もこの捜査に関与しており、「欧州で起きた冷蔵・冷凍設備の停止事件」について理解を深めるため、フランスの法執行機関と協力していると説明しました。
ロイターの調査によると、2026年8月下旬にアメリカの軍事基地で起きた冷蔵・冷凍庫の故障事件は、少なくとも6カ所の軍事基地で起きていた模様。この中のひとつは、アメリカ・アリゾナ州南東部のコチズ郡にあるアメリカ陸軍の基地フォート・ワチューカで起きた事例です。
フォート・ワチューカの公式Facebookアカウントは、8月27日に「8月26日に冷凍庫が誤作動し、朝にはしなびたり溶けたりした食品が山積みになっていた」と報告していました。
なお、フランスでの事案とアメリカの軍事基地で起きた事案の両方が、冷凍庫および冷蔵庫を一元管理するための制御装置コントローラーに、ダンフォス製のものを利用しているという共通点があります。
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