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Wednesday, October 28, 2026

ドコモ、“睡眠の質”をスマホだけで推定するAI

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NTTドコモは、スマートフォンに蓄積された画面操作や位置情報などの利用状況からユーザーの“睡眠の質”を推定可能な「睡眠の質推定AI」を開発した。「HealthTech基盤」の新機能として10月から提供を開始している。また、NTTドコモビジネスが提供する自治体・企業向けヘルスケアサービス「けんこうマイレージ」にも採用されている。

近年の多くの医学研究では、「睡眠の質」が低いと感染症や慢性疾患のリスクが高まることが示され、日頃から睡眠の質を把握することや、改善のために生活習慣を見直すことが重要とされている。

従来の睡眠の質を推定するサービスは、ウェアラブルデバイスなどの専用機器や、アンケート回答など、利用開始前の準備が必要。特に大規模導入時の、ユーザーの負担軽減が課題になっているという。

新たに開発した「睡眠の質推定AI」は、ユーザーの同意のもと、スマートフォンの利用状況から睡眠の質を推定することが可能で、専用機器は不要なのが特徴。普段どおりにスマートフォンを使うだけで睡眠の質を把握でき、改善に向けたアドバイスも受けられる。

具体的には、画面操作や位置情報などから、睡眠の質に影響するデータ(睡眠時間、日中の活動状況、夜間のスマートフォンの利用傾向など)を把握し、年齢などの属性情報も踏まえて、睡眠の質が推定される。また、ウェアラブルデバイスのデータを活用すれば、より高い精度で睡眠の質を推定できる。

睡眠の質の推定は、臨床現場で用いられる睡眠の評価尺度に基づき、起床時のすっきり感や睡眠による疲労回復感など、前夜の睡眠の質を推定する。

睡眠の質のスコアに影響している生活習慣(睡眠時間のばらつき、夜間のスマートフォン利用など)もあわせて推定。ユーザーに合わせた改善につながるアドバイスを提供できるという。

NTTドコモビジネスが提供する「HealthTech基盤」に実装されている各種APIと連携して利用することも可能。これにより、自治体や企業、健康保険組合など、幅広い事業者が利用できる。

NTTドコモビジネスが自治体・企業向けに提供する「けんこうマイレージ」アプリでも「睡眠の質推定AI」を利用できるようにした。このアプリは、10月からスタートしている東京都武蔵村山市の健康ポイント事業「ムサムLife」にも採用されており、武蔵村山市の市民は10月26日から「睡眠の質推定AI」を利用可能になっている。

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