[ITmedia PC USER] 空も飛べる2in1ジンバルカメラ「HOVERAir VERSA」の画質と使い勝手をOsmo Pocket 4Pと比較してみた
手軽にブレの極めて少ない動画が撮れることから、近年、ビデオカメラ市場で高い人気を集めているのがジンバルカメラです。スマートフォンの光学式/電子式の手ブレ補正も進化していますが、複数の軸を備え、常に水平を保つメカニカルな機構がもたらす精度には及ばない現状において、動画撮影を楽しみたい方にとって頼れる相棒といえます。
そんなジンバルカメラ市場に、異色の製品が登場しました。Zero Zero Roboticsが送り出した「HOVERAir VERSA」です。
HOVERAir VERSAのプロペラキット(左)と本体(右)
同機は単体ではジンバルカメラですが、プロペラキットを装着することでドローンとしても使える2in1タイプの製品です。2016年にコンパクトドローンの「DJI Mavic Pro」が登場した際、空を飛ばさずに手持ちのジンバルカメラとして活用するカメラマンがいたことは知っていましたが、初めからこのようなコンセプトのアイテムが登場するとは想像していませんでした。
突風には弱いが、小型機ながら安定した空撮が楽しめる(飛行イメージ)
今回はジンバルカメラ部分に着目し、実際の性能を確かめていきます。
本体は一般的なジンバルカメラのルックス
日本で発売されるHOVERAir VERSAには、2種類のパッケージが用意されています。プロペラキット、ジンバルプロテクター、スマートバッテリー、充電ハブ、VERSAスクリーンプロテクターなどが付属する「スターターセット」(一般販売予定価格:15万3124円)と、さらに予備バッテリー、オールインワンケース、多機能三脚、ND/ブラックミストフィルター、MiCoコントローラー、吸盤マウントなどが加わる「オールインワンセット」(同19万5124円)です。
オールインワンセットであれば豊富なオプションが最初から手に入る
なお、発表会にてジンバルカメラ単体での販売予定を尋ねたところ、現時点では考えていないとのことでした。
スティック状のボディーにジョイスティックと録画/電源ボタン、回転式モニターを備え、3軸ジンバルの先にカメラユニットを搭載したスタイルです。全体のアウトラインは、他のジンバルカメラと同一といっても差し支えないでしょう。
ジンバルカメラとしてスタンダードなルックス。操作もほぼライバル機と変わらない
とはいえ、違いとなる部分は意外と多くあります。左右に備わる冷却機構の通気口は面積が広く確保されており、背面には距離センサーと測位用カメラを搭載しています。さらに、独自の機構としてスライドカバーも用意されています。
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