被災地を1600人が疾走 ツール・ド・東北、震災遺構見学も―宮城
東日本大震災からの復興支援などのため、自転車で被災地を走る「ツール・ド・東北2026」(一般社団法人ツール・ド・東北、河北新報社主催)が20日、宮城県の5市町で開催された。全国から1669人が参加し、復興の進む被災地を駆け巡った。
9月に第13回「ツール・ド・東北」 6コースで開催、被災地走る
ツール・ド・東北はタイムや順位を競わず、完走を目指して走るイベントで、今回が13回目。今年は65~180キロの全6コースが用意された。震災から15年が経過し、伝承活動により力を入れていくため、気仙沼市東日本大震災遺構・伝承館や南三陸町旧防災対策庁舎の見学も一部ルートに含められた。
参加者はスタート地点で震災の犠牲者に黙とうをささげてから出走。時折雨が降る中、景観を楽しみながら、それぞれのコースを走り切った。各所には休憩ポイントが設けられ、温かい食事も振る舞われた。
65キロコースに初挑戦した東京都新宿区の50代男性会社員は、休憩所になっている女川駅前を見て、「駅前がここまで復興していることに驚いた。復興状況を継続的に見ていく上でも、14回目以降も参加していきたい」と語った。
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