[ITmedia News] 「スマホ注文なのに客用Wi-Fiがない」のはなぜか? 導入しない飲食店側の事情
飲食店で、客が自分のスマートフォンで料理などを注文する「モバイルオーダー」、いわゆる“スマホ注文”が広がっている。一方で、注文を客のスマホに委ねながら、来店客向けのWi-Fiは用意していない店も少なくない。SNSでは「店の都合でスマホ注文にしているのに、なぜ客が通信を負担するのか」という不満が繰り返し拡散されている。
スマホ注文を採用する飲食店は多くがPOSレジ・決済端末を採用しており、そのためにインターネット回線を引いているはずだ。にもかかわらず、なぜ客用のWi-Fiが用意されないのか。費用か、回転率への懸念か──飲食店向けのWi-FiサービスやPOSレジ、モバイルオーダーサービスを展開するUSENに見解を尋ねてみた。
同社によれば、そもそも店舗側が客向けフリーWi-Fiの必要性や重要性を十分に認識していないこと、そして日本特有のとある事情が問題の根幹にあるという。
「店舗向けシステムの売られ方」が良くない?
背景にあるのは店舗向けシステムの売られ方だ。店舗用Wi-Fiサービスやモバイルオーダーサービス、POSレジなどをまとめて手掛けるUSENからすると、多くのモバイルオーダーやPOSレジベンダーは自社製品──つまりモバイルオーダーやPOSレジのみを店舗に提案しているように映るという。必然、業務用含む通信インフラはすでにある前提で営業活動が行われるため、店舗側もその重要性を認識しにくい環境がある、というのが同社の見立てだ。
同様の状況では、客用Wi-Fiを巡る懸念も解消されにくい。チェーン店ならまだしも、通信技術に詳しい人が多いわけではない中小規模の飲食店ならなおさらだ。例えば、本来は業務用と客用で負荷を振り分けられるにもかかわらず「業務用Wi-Fiを邪魔するのではないか」「オペレーションの妨げになるのでは」といった不安が解消されず、導入につながらないという。
とはいえ、実際に接客するとなると、顧客からの要望なども聞く機会も多いはずだ。しかし、ここにも日本特有の事情があり、店舗側がフリーWi-Fiを必要と感じにくくなっているという。
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本記事は制作段階でChatGPT等の生成系AIサービスを利用していますが、文責は編集部に帰属します。
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