AIにゲームをコピーされて本家より先に発売される危険を恐れて無料体験版の公開が中止される
— Freya Holmér (@freya.bsky.social) 2026年3月17日 9:34been feeling kinda stressed lately so I made a little prototype
is this anything
しかしホルマー氏の投稿の数日後、AIを使ったバイブコーディングにより、ホルマー氏のアイデアを盗み取ったゲームがアプリストアにリリースされました。ホルマー氏によると、バイブコーディングによる同様のゲームは最大で4つ確認できたそうです。これらのゲームはホルマー氏のプロトタイプと比べてアニメーションのできが悪いなど欠点もありましたが、「ボード全体が回転するテトリス」というゲームのアイデア自体は成立していました。ホルマー氏は「自分の作品について投稿する意欲が削がれます。何かを投稿するたびに、誰かが代わりに仕上げて、それを収益化して、コンセプト全体を盗んでしまうんじゃないかという不安に駆られます。以前は、こうしたものを盗むには、スキルや熟練した実行力、努力、知識が必要だったため、相当な労力がかかりました。しかし、AIの登場によって、スキルや知識の価値が全般的に低下しているのです」と語りました。
ゲーム業界では競合ゲームのクローンを作成すること自体はしばしば行われていました。しかし現在では、AIコーディングによってクローン作成プロセスが非常に効率化されているため、元のゲームのリリースから間もない段階どころか、開発の初期段階にはクローンが作成される恐れが生じています。
実際に、「PUKEY GODDESS SHOT TRICK」というインディーゲームを開発しているAlliance Artsは、ゲームのクローンが作られる可能性を懸念し、公開デモのリリースを延期すると発表しました。「PUKEY GODDESS SHOT TRICK」はかわいらしい悪魔と飲酒バトルを繰り広げるゲームで、悪魔を酔い潰させるために度数の違うショットグラスを飲み交わすロシアンルーレットに挑みます。酔っ払うことで通常のルールから逸脱していくことが特徴的です。
そんな「PUKEY GODDESS SHOT TRICK」は、2026年10月19日からスタートした近日登場予定のゲームの祭典「Steam Next Fest」に合わせてデモが公開される予定でした。しかし開発元のAlliance Artsは2026年10月16日に、「10月19日(月)に公開を予定しておりました『PUKEY GODDESS SHOT TRICK』の体験版につきまして、一般公開を取りやめ、参加者を限定したクローズド形式での試遊会へ変更することを決定いたしました」と告知しています。Alliance Artsによると、「プレイ動画の投稿・配信に一定の制限を設けたうえで体験版の一般公開を予定していたが、現在の運営体制では適切な対応・管理が難しいと判断したこと」「体験版の公開内容をもとに、AI等を用いて本作の表現やゲーム内容を短期間で模倣・再現した作品が、本作の発売に先行して公開される可能性を懸念していること」の2点を考慮した判断となっているとのこと。
— アライアンス・アーツ『ゆんゆん電波シンドローム』好評発売中 (@AllianceArtsJP) 2026年10月16日
「PUKEY GODDESS SHOT TRICK」のデモをプレイしたい場合は、参加条件やプレイ動画の投稿・配信に関するルールを踏まえた上で公式Discordから申し込み、クローズドな環境でのオンライン体験会に参加する必要があります。具体的な案内は、公式のお知らせページもしくはXの投稿内のリンクから確認できます。
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