ニトリ、回収家具を分解・資源化するリサイクルセンターを新設
ニトリは、家具やインテリアなどを分解・分別して資源化する「リサイクルセンター(仮称)」を埼玉県本庄市児玉町に開設する。2028年度上期の操業開始を予定し、年間1万トン以上の資源化を目指す。
利用者から回収した家具・インテリア類などを関東圏の物流拠点や店舗から自社物流で運搬し、施設内で素材ごとに分解・分別する。施設は資源化施設2棟と、事務所兼研究施設1棟で構成する。
家具やインテリアは重量があることに加え、構造が複雑で分解・分別が難しく、十分に資源化されていないという課題がある。ニトリは、使用済みの商品を可能な限り資源として次につなげる仕組みを構築するため、リサイクルセンターを開設する。
ニトリグループは、製造から物流、販売までを一貫して手掛ける従来の「製造物流IT小売業」に、商品の使用後の「循環」を加えた「製造物流IT“循環”小売業」を目指している。リサイクルセンターは、この資源循環を担う中核拠点に位置付ける。
センターでは素材ごとに可能な限り選別し、これまで十分に資源化されてこなかった家具・インテリア類の資源循環を進める。併設する研究施設では、分解・分別や資源化に関するノウハウを蓄積し、その成果を環境に配慮した商品開発にも活用する。
ニトリグループでは、商品の設計段階から使用後の資源化を考慮する取り組みも進めている。例えばマットレスでは、利用者が自ら分解・分別できる「かんたん分別マットレス」を販売している。リサイクルセンターで得たノウハウを商品開発に反映し、環境に配慮した商品の拡大につなげる。
事業はニトリグループが自前で運営する予定で、施設運営はニトリファシリティ、収集・運搬はホームカーゴが担う計画。ニトリは同施設について、日本最大級の資源循環の中核拠点を目指すとしている。
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