法務タスク特化型AI「GLM-Legal」が登場、GLM-5.3-Flashベースの中国製モデルでGPT-6 Astraに匹敵する性能
Z.aiはGLM-5.3などの高性能モデルを提供していますが、今後のAI市場では「具体的な目標や納期といった厳しい制約下でも活躍できる専門的なモデル」を組み合わせたワークフローが主流になると見込んでいるとのこと。例えば「利用規約の作成」「契約の交渉」といった法務タスクでは明確な根拠を体系的に練り上げて最終的な成果物を作れるAIモデルが求められます。そこで、Z.aiは専門的なモデルを開発するためのストレステストとして法務タスクに特化したAIモデル「GLM-Legal」を開発しました。
GLM-LegalはGLM-5.3-Flashをベースに追加学習を施したモデルで、モデルの動作を決める「ハーネス」も法務タスクのために最適化されています。
「GLM-Legal」「GLM-5.3-Flash」「Kimi K3」「Claude Fable 5」「GPT-6 Astra」の法務タスクベンチマークテストのスコアをまとめた表が以下。GLM-LegalはGLM-5.3-Flashと比べて法務タスクの処理性能が向上し、テストによってはClaude Fable 5やGPT-6 Astraを上回ることに成功しています。
GLM-Legalは大量のファイルを参照しつつ法務タスクを解決することが可能。例えば「契約書を読み込んで、ユーザーにとって適切な契約内容とするための提案を作成する」「契約相手との交渉中に、法的意義を踏まえた提案を作成する」「国ごとに異なる規制に対応したプライバシーポリシーを作成する」といったタスクに対応しています。
記事作成時点ではGLM-Legalはベータテスト中の段階で、Z.aiが開発するAIエージェント「AutoClaw」で利用可能になる予定です。また、APIアクセスの申し込みも受けつけています。
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