尹錫悦被告に二審も無罪 閣議開催巡る偽証罪―韓国高裁
韓国の尹錫悦前大統領=2025年7月、ソウル(EPA時事)
【ソウル時事】韓国のソウル高裁は16日、韓悳洙元首相の裁判で偽証した罪に問われた前大統領の尹錫悦被告に対し、一審に続き無罪を言い渡した。
特別検察官は、2024年12月の「非常戒厳」宣言の際、尹被告が当初は閣議を開くつもりがなかったが、韓氏の建議を受けて招集したと判断。昨年11月、内乱行為に加担した罪などに問われた韓氏の裁判で、尹被告が「建議の前から閣議を開く計画だった」と述べたのは虚偽だとして起訴していた。
韓国メディアによると、高裁は「被告が非常戒厳宣言に閣議の審議が必要と知らなかったとみるのは難しく、むしろ、最小限の要件を満たそうとしたと思われる」と指摘。偽証と断定できないと結論付けた。
尹被告の弁護団は判決後、「非常戒厳の要件である閣議が尹大統領の計画に沿って正当に行われたことを確認した点で大きな意味がある。今後の内乱罪の裁判へ重要な道しるべとなることを期待する」と表明した。
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