福岡県議会議長が辞意 金銭授受疑惑、勧告案は採決されず
福岡県議会の蔵内勇夫議長=5日、福岡市
福岡県議会は17日の臨時会で、蔵内勇夫議長=自民=に対する議長職の辞職勧告決議案の採決を取りやめた。決議案は、正副議長ポストなどを巡る金銭授受疑惑を証言した吉松源昭県議が提出していたが、最大会派の自民党が採決中止を求める動議を出し、可決された。
動議は金銭授受疑惑について、県議会が日弁連のガイドラインに基づく第三者委員会で調査することを踏まえ、「(辞職勧告決議案の)提案内容、時間ともに不十分で、採決を図ることは極めて拙速だ」と訴えた。
決議案は蔵内氏の議長としての行動について「その職責にふさわしいと到底言えない」と批判。金銭授受疑惑や高額な海外活動などを挙げ「蔵内議長が密接に関わるこれらの不祥事は、県議会の正統性を根底から揺るがす事態を招いている」と指摘していた。
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