[ITmedia News] 「エアコンをつけるほどではない日」のデスクワークは足元で対策 温風・涼風を出せる山善のフットレストを試す
著者
いしたにまさき
[ITmedia]
私は、普段デスクの下に置いたサブウーファーに足を載せています。サブウーファーは当然、音響の一環としてデスクの下に置いているものです。それでも、長時間PCに向かっていると、いつの間にかフットレストとしても使うようになっていました。
足を少し高いところに置けるだけで、なかなか具合がいいのです。前のめりにキーボードを打つときもあれば、椅子を少し引いて画面を見るときもある。そんなとき、足の置き場所が1つあるだけでポジションを変えやすくなります。
ただ、机の下は夏になると空気がこもり、冬は冷えやすい場所でもあります。そこで今回試したのが、山善の「足もとホット&クール YA-ASM2」です。温風と涼風を出せるフットレスト、と聞くと、まず温冷機能の方が気になります。しかし実際に使ってみると、いちばん効いているのは、フットレストとして足元に居場所ができることでした。フットレストとして使えて、かつそこに風が来るというのが快適だったのです。
足もとホット&クールは、「温風」「涼風」「フットレスト」の3機能で、足元の快適性と姿勢のサポートを両立するフットケア家電です。4段階で角度を調節できるフットレストは、電源を切った状態でも使える仕様です。
プロスポーツトレーナーでクローバー鍼灸接骨院院長の伊藤秀雄氏も、「長時間同じ姿勢が続くと足先には冷えや熱がこもりやすく、重だるさを感じやすい」とコメントしています。温風・涼風の家電としてだけではなく、足が自然に収まる角度で支えるフットレストとしても使う。山善は、そこまで含めてこの製品を位置付けています。
まずフットレストとして便利、夏はCOOLが効く
フットレストの角度は、0度、5度、10度、15度の4段階。私はいちばん上の15度がいちばんしっくりきました。足を少し上げたところへ置くと、椅子に座ったときの足の収まりがよかったわけです。ずっと同じ場所に足を置くのではなく、気分に合わせて少し位置を変えるにはこの角度がいちばん効果が高いと感じられました。もちろん、個人差はあるでしょう。
温風も涼風も使わないときは、ただのフットレストとして使えます。これは当たり前のようで、かなり大事です。寒くなったら温風を入れる。暑いときには涼風を使う。でも、どちらも必要ない時間には、足を置く場所として残ってくれる。机の下にずっと置いておける理由は、ここにあります。
角度を付けない状態のサイズは幅280×奥行き405×高さ85mm。15度まで上げると、高さは165mmになります。さすがに机の下のスペースは確認しておきたいところですが、私の環境では置いてしまえば大きさは気になりませんでした。グレーの色は、机の下でも本体の輪郭が見やすくてよかったです。
風の主な出口は、操作ボタンのすぐ下、足乗せパネルの上側にある横長の吹出口です。ここから足先に向かって風が来ます。足乗せパネルには多数の穴が開いていて、表面はさらっとした感触。素足で使うことまで考えた作りです。
COOLは、足を直接冷やす機能ではありません。ただ、素足で使うと、足元の上側から風が来て、足裏もさらっとしてくる。特に机の下は空気が動きにくいので、ここに風が来るだけでだいぶ違います。体感的には、足元が少し涼しく感じられます。
エアコンをつけるまでもないけれど、足元はなんとなく暑い。こういうときに、足元だけ風を送れるのは便利です。部屋全体の設定を変える必要がないし、足を載せたパネル自体もさらっとしている。COOLのよさを実感しやすいのは、もちろん夏場でしょう。
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この記事の著者
ブロガー、ライター、アドバイザー、プロダクトデザイナー。2011年アルファブロガー・アワード受賞。ひらくPCバッグシリーズのデザインにて、2016年グッドデザイン賞受賞。
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